お笑いコンビのかまいたちが、15日に放送されるABCテレビのバラエティ特番『あなたはどっち? 陰さま陽さまキャラ図鑑』(19:00~※関西ローカル)に出演する。

  • 前列(MC+陽さま)左からアンミカ、フワちゃん、濱家隆一、高橋真麻、陣内智則、後列(陰さま)左からユースケ、イワクラ、山内健司、板倉俊之 (C)ABCテレビ

同番組は、あれこれ考えすぎてしまう陰キャラ=陰さま、いつでもポジティブな陽キャラ=陽さまと命名してお互いをリスペクトし合う「共感トークバラエティ」。「わかりあえないのではなく、わかちあえるはず」という視点でトークを展開していく。

MCの濱家隆一(かまいたち)と高橋真麻がフラットな立場で陰と陽の核心に迫り、陰さま側には山内健司(かまいたち)、板倉俊之(インパルス)、ユースケ(ダイアン)、イワクラ(蛙亭)、陽さま側にはアンミカ、陣内智則、フワちゃんというコントラストの強いパネラー陣が集結。「サプライズで祝われた時」、「大好きな恋人から別れようと言われた時」、「カラオケで歌詞には無いがアーティストが絶対歌う『イェイ』や『ウゥ~』の場面が来た時」など様々なシチュエーションにおける陰さまと陽さまのまったく違う心理や行動を探る。

収録を終えたかまいたちのコメントは以下の通り。

――番組収録を終えてみて、いかがでしたか?

山内:普段は周囲にトップクラスの陰さまがいるわけではないので、僕が話してもキョトンとされることが多かったんですが、今日はトップクラスの陰さまが多かったので、自分の話をわかると言ってもらえましたし、他の陰さまたちとも盛り上がれたので「ひとりじゃないんだ!」って思えました。

濱家:確かに陰さま、陽さま、どちらかには共感できる番組だったと思います。今回、特にすごかったのは、陽さまのアンミカさんですね。ホンマに24時間ずっと明るい人なんやなって改めて感じました。

山内:あの陽さまぶりにはあこがれさえ感じたかな。どんな状況でも僕たち陰さまには絶対に言えないことをスラっと言えてしまうので「すごいなあ……」と。でもこればかりは持って産まれたものだと思いました。あと、イワクラは自分を上回るくらいの陰さまでしたね。生活に支障が出ているんじゃないかと心配になりました。

濱家:せやな(笑)。でも、陰さまは話を聞いていて面白かったですよ。「そんなこと考えてたの!?」ってびっくりするような、ちょっと斜めの目線で物事を考えていたりするので、自分ではまったく気づかない視点が発見でしたし勇気づけられたりもしました。

――番組を通して、かまいたちのお二人がお互いに改めて発見した部分は?

山内:改めて陰と陰のコンビである可能性が高いなと感じています。濱家みたいに自分で陽さまと思っていてもこの番組を見れば意外に陰さまと思う人もかなりいると思うんです。陽さまを名乗るためには「ここまでのキャラなのか!」って思い知りました。

濱家:おそらくやけど、陽さまパネラーにいた陣内さんは、実は陰さまやで。陰さまよりの陽さまやな……。

山内:うん。でも、そう考えていくと“陽さまよりの陰さま”もおるし、“陽さまになりたい陰さま”とか。ジャンルがすごい枝分かれしていくと思いましたね。

濱家:確かに。そうやって考えると、山内は合理的じゃないとアカンところとか、今時間を大事にできるほうをすぐ選択できる合理性があるので、意外と陽さまな部分もあるんやなって思いましたね。

山内:ただ、僕はテレビ業界で生き残るために精一杯、陽さまになって今の自分なので、陽さまにこれ以上なるのはムリです。もう限界です。

濱家:やはり、僕が陽さまでいないとかまいたちは完全に陰さまコンビになってしまいますね……。

――では、最後に番組の見どころをお聞かせください。

濱家:陽さまでも陰さまでも「ちょっと人と違うかも」ってなんとなく感じている方がいると思うんですが、この番組を観たら「こんな感じでエエんか!」ってすごい気楽になれると思います。トークもかなり面白くなってるので、ぜひご覧ください。

山内:今日ここにいないとんでもない陰さまがまだまだ世にはいるので、ゲストに困ることはないと思いました。次回また番組をやる機会があれば、さらなる陰さまに来ていただいて、強烈なトークをしてほしいですね。