叡山電鉄は、昨年7月に発生した鞍馬線貴船口駅付近の土砂崩れの影響で運休していた市原~鞍馬間の運転再開を記念し、9月18日から「鞍馬線全線運転再開記念企画」を実施する。運転再開記念1日乗車券の発売、ラッピング電車の運行、運転再開記念ヘッドマーク掲出など予定している。

  • 「鞍馬線全線運転再開記念1日乗車券」イメージ

「鞍馬線全線運転再開記念1日乗車券」は9月18日から12月31日まで、出町柳駅で販売される。「青もみじデザイン」「紅葉デザイン」の2種類を用意し、ともに発売額は1,200円(大人のみ)。各500枚限定の発売となる。

「運転再開記念ラッピング」は9月18日から10月31日まで、展望列車「きらら」(900系)2編成において実施。運転再開を記念した装飾を施して運行する。

「運転再開記念ヘッドマーク」は9月18日から12月31日まで、800系2編成と700系1編成において実施。「もみじのトンネル」を走る展望列車「きらら」をデザインしたヘッドマークを掲出して運行する。なお、岩手県の三陸鉄道でも同様のイメージのヘッドマークを掲出するとのこと。

  • 「運転再開記念ラッピング」デザイン

  • 「運転再開記念ヘッドマーク」デザイン

9月18日の運転再開当日、記念式典と記念列車の出発式が行われる予定。鞍馬駅前のモニュメント「大天狗(おおてんぐ)」に衣装型の装飾を施し、コメントパネルを設置するほか、鞍馬地区名産の「鞍馬石」を加工した新たなフォトスポットを鞍馬駅前に設置するなど、さまざまなイベントを予定している。