毎年、多くの被害をもたらす地震や大雨、台風などの自然災害。避難が必要となった時のために、防災グッズや避難バッグを用意している人も多いと思いますが、その中に「メガネ」は入っていますか?
岐阜県関市のメガネ専門店「Eyewear shop ami」(@neku07)がツイッターで呼びかけた、ある注意喚起が話題となっています。
【台風・大雨・災害への備えを!】
避難時にメガネが無い、避難途中でメガネが壊れる事も。また避難先で自分に合うメガネの支給はありません。人によってさメガネの有無で生死が別れることも十分あり得ます。メガネ・コンタクトユーザーは避難袋や災害時用カゴに必ず《#予備メガネ》を入れましょう!!(@neku07より引用)
懐中電灯や非常食、飲料水などは準備していても、予備のメガネというのは盲点でした。
たしかにメガネユーザーにとって、慣れない避難や避難所生活でメガネはなくてはならないもの。その一方で、人によって度数なども異なるため、避難所で備蓄したり、支援物資として供給したりすることが難しいものでもあります。
ちなみに、このツイートをした同店の担当者によると、以前同様の投稿をしたところ、「避難所で『余ってるメガネありませんか?』と尋ねて回る方がいた」といったリプライも寄せられたことがあるのだそう。やはり自分の目に合ったものを用意しておくことが重要なのですね。
また、普段はコンタクトを使用しているため予備のコンタクトを用意しているという人も注意が必要です。
「コンタクト入れてる」という方もおられますがメガネ推奨です!暗い場所や手が汚れている、怪我をしている場合コンタクトの装用は大変難しいです。なので簡単に装用できる(自分で掛けられない場合でも人の手を借りればメガネは掛けられるのも利点)メガネを!!古いメガネや格安メガネで結構です。(@neku07より引用)
災害の際は水が使えなくなることも多く、コンタクトを入れたくても手が洗えないという状況も考えられます。コンタクトユーザーであっても、メガネは準備しておいたほうが良さそうですね。
今回のツイートには、多くの体験談やコメントも寄せられていました。
「これを機に、眼鏡入れておきます!!」
「前のメガネを避難袋に。っていうの、神戸・淡路大震災をきっかけに実践してます」
「たしかに!メガネが無いと1歩も歩けないですもん」
「メガネがあるかないかで人は最強にも最弱にもなります。それだけ『目』って人間にとって大切なんです」
「メガネ無いと死活問題なので、古い眼鏡はあちこちに置いてある」
「ホント、目が悪い人はメガネ大事よ!!!これ広まれ!!!!(10年前ホント助かった)」
また、地震発生時や避難中に壊れないよう、ハードケースに入れておくことも大事、という声もありました。
メガネユーザー、コンタクトユーザーのみなさんは、ぜひ「予備メガネ」の準備をお忘れなく!
【台風・大雨・災害への備えを!】
— Eyewear shop ami 岐阜県関市の眼鏡屋@スタッフ音久(□ω□) (@neku07) August 9, 2021
避難時にメガネが無い、避難途中でメガネが壊れる事も。また避難先で自分に合うメガネの支給はありません。人によってさメガネの有無で生死が別れることも十分あり得ます。メガネ・コンタクトユーザーは避難袋や災害時用カゴに必ず《#予備メガネ》を入れましょう!! pic.twitter.com/ggZU5LQf4G