名古屋市交通局は2日、市営交通100周年記念事業「市営交通100年祭」を2021~2023年度にかけて実施すると発表した。事業のロゴマークを制定するほか、「100年祭サイト」「100年祭Twitter」を開設し、「100周年PR動画」も公開する。
1922(大正11)年8月1日に開始した市営交通は、2022年8月1日に100周年を迎える。名古屋市交通局では、ここを新たな出発点とし、利用者に感謝を伝えるとともに、市営交通への理解と愛着をさらに深めてもらうことをめざし、市営交通100周年記念事業「市営交通100年祭」を実施する。
市営交通100周年記念事業の基本コンセプトは、「お客さまや地域とともに歩んだ歴史を振り返り、ご愛顧に感謝を伝えます」「市営交通への理解と愛着をより一層深めていただく契機とします」「100周年を出発点として、お客さまや地域とともに未来へ向かう契機とします」。キャッチコピーは「これからも、街をむすぶ。人をつなぐ。」とした。
ロゴマークは、100周年を迎え、さらに未来へ向かって勢いよく走り続けていく様子を表現。市バスと地下鉄が思いをひとつに、利用者の信頼と愛着に応え続けることを表しているという。
「100年祭サイト」は8月1日に開設され、100年のあゆみ、イベント情報、グッズ情報、PR動画などのコンテンツを掲載。「100年祭Twitter」も8月1日に開設し、その日の市営交通に関する出来事「あの日あの時」、100周年カウントダウンなどを発信する。
「100周年PR動画」では、100年を振り返る懐かしい写真に加え、市バス・地下鉄の運転士・技術職員らが登場し、利用者に感謝を伝える内容に。8月1日から「100年祭サイト」で公開されたほか、YouTubeおよび地下鉄6駅(名古屋駅、栄駅、金山駅、藤が丘駅、星ヶ丘駅、本山駅)、クリスタル広場のデジタルサイネージでも放映する。