「仮面ライダー」生誕50周年と「スーパー戦隊」45作品を記念したWアニバーサリー映画『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』より、最新特別映像が1日、公開された。

スーパーヒーローの“最強の敵”「アスモデウス」(演:谷田歩)の企みにより、禁断の地・アガスティアベースで保管されていた、世界を揺るがす“禁書”を解放させたことで、「現実」と「物語」の境界が曖昧となり、『仮面ライダーセイバー』主人公の神山飛羽真(内藤秀一郎)、須藤芽依(川津明日香)、ユーリ (市川知宏)たちが、『機界戦隊ゼンカイジャー』の世界へ、そして『機界戦隊ゼンカイジャー』主人公の五色田介人(駒木根葵汰)とガオーン、マジーヌ、ブルーンたちが、『仮面ライダーセイバー』の世界へ迷い込む事態になります。このままだと現実の世界が崩壊してしまう……。

そんな中、飛羽真や介人たちが、物語のカギを握る“謎の少年”との出会いや交流を経て、危機に晒された世界を元通りに戻そうとタッグを組むことに。そんな「仮面ライダーセイバー」「ゼンカイザー」の元に、仮面ライダー1号、アカレンジャーをはじめとする歴代の仮面ライダー、スーパー戦隊も集結し、共に立ち上がった時、この混ぜこぜMIXとなった世界から抜け出し、黒幕「アスモデウス」を倒すことができるのか。

先日行われた本作の初日舞台挨拶にて、鈴木福が演じる、物語のカギを握る“謎の少年”が、実は、「仮面ライダー」「スーパー戦隊」の2大ヒーローの生みの親・石ノ森章太郎の少年時代であることが発表されました。それを受け、この度解禁となる特別映像では、そうした石ノ森章太郎にスポットを当てた、本作の核心に迫る映像となっている。

特別映像の冒頭では、鈴木福演じる章太郎の目の前で、ヒーローたちの姿が次々と消えていく。「ヒーローたちが消えちゃう!」と驚きを隠せない章太郎の前に「アスモデウス」が現れ、「物語の世界からお引き取り願おう……神よ」と言い放ちます。「アスモデウス」の企みとは、少年時代の章太郎をたぶらかし、ヒーローを描かないように仕向けることで、全てのヒーローの存在自体を消滅させることだったのだ。

こうした「ヒーローのいない世界」へと変貌した世界で、「仮面ライダーセイバー」の飛羽真もまた、自分が物語の登場人物だったことに気づき、大人のルナと出会い、ヒーローのいない世界で、ひとり苦悩する姿が写し出される……。そんな章太郎と飛羽真は、それでも世界にはヒーローが必要であることを信じ、章太郎は「僕には僕にしか描けないヒーローを描く!」と決心、飛羽真は「それが君の闘いなんだ!」と答える。章太郎が描き上げた画用紙には「仮面ライダー1号」と「アカレンジャー」のイラストが描かれ、まさに2大ヒーローが誕生する。この章太郎の“想い”を受け昭和、平成、令和のヒーローたちが集結し、共に立ち上がった時、勝利の女神はどちらに微笑むのか、ヒーローたちの運命はいかに!?スーパーヒーローたちが一体どんな活躍を見せてくれるのか。

さらに、映画公開を記念して、この映画でしか見られない仮面ライダーセイバー奇跡の姿「仮面ライダーセイバー スーパーヒーロー戦記」のキャラクターポスターもこの度初解禁された。

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