こだわりレモンサワー専門ブランド『檸檬堂(れもんどう)』は7月12日より、「#檸檬堂でひと涼み キャンペーン」を開始する。本キャンペーンの内容としては、公式Twitterをフォローし、対象投稿をリツイートすることで、夏に『檸檬堂』を楽しむのにぴったりな「檸檬堂でひと涼みセット」(「檸檬堂 塩レモン」「檸檬堂 カミソリレモン」各1本,折り畳みチェア,うちわ,アイスクラッシャー)が、抽選で100名に当たるというもの。

  • 今回の抽選で当たる「塩レモン」と「カミソリレモン」

    今回の抽選で当たる「塩レモン」と「カミソリレモン」

このキャンペーンを記念して、日本コカ・コーラは7月6日、「レサワで納涼会」を都内で開催した。本納涼会では、『檸檬堂』ブランドマネージャー・名郷根 宗氏に加え、新宿ゴールデン街の人気レモンサワー専門店『OPEN BOOK』店主・田中 開氏がゲストとして出演。

味へのこだわりは人一倍である両者が、レモンサワーのおいしさについて熱く語り合った。今回は、その様子をレポートしていきたいと思う。

  • 右:日本コカ・コーラ株式会社 マーケティング本部 アルコールカテゴリー ブランドマネージャー 名故根 宗氏 / 左:レモンサワー専門店『OPEN BOOK』店主 田中 開氏

    右:日本コカ・コーラ株式会社 マーケティング本部 アルコールカテゴリー ブランドマネージャー 名故根 宗氏 / 左:レモンサワー専門店『OPEN BOOK』店主 田中 開氏

『檸檬堂』は、固定概念を変えた今までにない酎ハイ

そもそも『檸檬堂』とは、日本の酒場に学んだ味わいが魅力のレモンサワーブランドだ。焼酎のおいしい飲み方として知られる「前割り焼酎」から着想を得て、丸ごとすりおろしたレモンをあらかじめお酒に漬け込む「前割りレモン製法」を採用しており、そのおいしさから人々の支持は厚い。

名郷根「商品名に"堂"を入れて屋号のようにする、パッケージに前掛けをモチーフにしたデザインを採用する……など、味以外でも酒場らしいコミュニケーションを意識しました。『酒場のように、気分や食事によって味を選んでほしい』という想いから、現在では5種類もの味のバリエーションをご用意しています」

  • 「定番レモン」「はちみつレモン」「塩レモン」「鬼レモン」「カミソリレモン」の5種類に加え、「定番レモン」「カミソリレモン」はたくさん飲めるホームランサイズも

    「定番レモン」「はちみつレモン」「塩レモン」「鬼レモン」「カミソリレモン」の5種類に加え、「定番レモン」「カミソリレモン」はたくさん飲めるホームランサイズも

徹底的に"酒場"の味や雰囲気を意識して作られた、今までにない缶酎ハイ。そんな『檸檬堂』の台頭は、3年前から田中の元にも届いていた。

田中「檸檬堂がまだ、九州限定で販売※されていたときに、周りでは『普通の酎ハイと違う』とじわじわと話題になっていました。フェスでは、みんな『檸檬堂』を買って飲んでいましたね。市販の酎ハイといえば『甘ったるい』というイメージでしたが、ガラッと変えられたのは、今でも印象に残っています。普段、市販の酎ハイはライバル視しませんが、『檸檬堂』だけは少し意識してしまいましたね」

※2019年10月28日から、全国販売開始

「レモンサワー」だって、多種多様であるべき

『OPEN BOOK』は、「日本一おいしいレモンサワーを作ろう」をテーマに、6年前に田中氏が立ち上げたレモンサワー専門店だ。3坪という敷地面積に、老若男女問わずレモンサワー好きが訪れ、今では「レモンサワーといえば、OPEN BOOK」と言ってもいいほどの人気ぶり。

言われたら何でも提供するという柔軟な経営を行っている田中氏だが、出店当時は「レモンサワーしか出していなかった」という。

田中「メニューのバリエーションは大小の違いのみでした。ですが、『炭酸ではなく水で割ってほしい』『ストレートで飲みたい』など、飲み方の要望には、すべてお答えしていましたね。それも含めて、僕はレモンサワーだと思っているので」

名郷根「レモンサワーが多種多様というのは、本当に『そうだな』と思います。「甘い方がいい」「強くない方がいい」など、さまざまな価値観があるので、本来、レモンサワーってひとつで完成するものではないですよね。だから、『檸檬堂』も5種類ものバリエーションを展開しています」

  • 「レモンサワーの答えには、まだまだ辿り着いていない」と、その奥深さを語る名郷根氏

    「レモンサワーの答えには、まだまだ辿り着いていない」と、その奥深さを語る名郷根氏

お酒に弱い人は、ほんのり甘い「はちみつレモン」、濃い味が好きな人は、レモン1.5個分の果汁を使用した「鬼レモン」、食事に合わせて飲みたい人には、甘くない「カミソリレモン」など、気分や好みによってチョイスできるのは、消費者の私たちにとっても嬉しいポイントだ。

なかでも、田中氏が気に入っていたのは「塩レモン」。塩で味を引き締め、お酒感がありながら、レモンの味も楽しむことができる玄人好みの味わいだ。

田中「塩ってお酒に入れると、おいしくなるんですよ。塩が入ると、その周りにある酸味・苦味・甘味がうまくマスキングされて、それが立体感のある味になるというか。酎ハイは『甘すぎる』『酸っぱすぎる』、そんな従来の酎ハイの味を、『檸檬堂』の塩の使い方が変えたのでは……とさえ思っちゃいますね」

レモンサワーは「香り」が重要? 『OPEN BOOK』秘密のレシピを大公開

氷を入れても味が薄くならないのも、『檸檬堂』の魅力のひとつ。その秘密は、「香り」に隠されていると、田中氏は分析する。

田中「レモンサワーはあとからお酒に果汁を足して作ると、氷が溶けて味がどんどん薄まっていくんですよ。ですが、お酒に果実を漬け込んでおくと、氷で薄まろうが、その香りはずっと続きます。人は舌で感じる"味"の薄さにはすぐ気づいてしまうので、最後まで美味しいレモンサワーには、意外と"香り"が大切なんです。『檸檬堂』はしっかりとお酒にレモンを漬け込んでいるので、氷を入れても薄く感じないのだと思います」

そんな田中氏の経営する『OPEN BOOK』のレモンサワーも、レモンを漬け込むことで作っているのだという。今回、特別にその作り方を実演してもらった。

  • 鮮やかにレモンを剥く田中氏。レモンの爽やかな匂いが会場に漂った

    鮮やかにレモンを剥く田中氏。レモンの爽やかな匂いが会場に漂った

田中「レモン丸ごと漬ける『檸檬堂』に対し、私の店はレモンの皮のみを漬けています。果汁部分は別でシロップにして、あとでそれぞれを合わせるんです。」

レモンサワーといえばレモンを搾るイメージだが、「それだと酸味が出過ぎてしまう」と田中氏。酸味よりも、レモンの皮に入っている旨味を取り出したい、香りがどんな状況でも広がるお酒を造りたいと、現在の製法にしているそう。

さらに、田中氏はレモンサワー開発の際、主に酒場ではなく、バーで提供される品を参考にしたのだというから驚きだ。

田中「バーのレモンサワーをあえて飲むとか、バーテンダーさんの塩の使い方を見て、作り方を学びました。店で出している氷も、バーにならって溶けにくい角氷を使っています」

  • 実演で作ってもらった、レモンサワー。これで3・4日ほど漬けておくと完成するのだとか

    実演で作ってもらった、レモンサワー。これで3・4日ほど漬けておくと完成するのだとか

まとめ

細かな製法の違いはありつつも、レモンサワーへの情熱には通ずるものがある『檸檬堂』と『OPEN BOOK』。この夏、これらの味を嗜み、暑さを楽しんでみてはいかがだろうか。

塩で角をとり、まろやかなレモンの味わいが楽しめる「檸檬堂 塩レモン」、甘味料不使用で食事と合わせてゴクゴク飲める「檸檬堂 カミソリレモン」は夏にぴったりの商品だ。先述した「#檸檬堂でひと涼み キャンペーン」では、これらが当たるチャンスなので、ぜひこの機会に応募してみてほしい。