和歌山マリーナシティ(和歌山市毛見)にて2021年8月1日より開催される「機界戦隊ゼンカイジャーVS百獣戦隊ガオレンジャースペシャルバトルステージ」の総合プロデュースを、「純烈」リーダーの酒井一圭が務めることが8日、発表された。

和歌山マリーナシティでは2003年の初公演から、16年間途絶える事なく、関西圏において唯一の常打ち会場として、「バトルステージ」が開催され、ヒーローショーの歴史を紡ぎ続けてきた。しかし、新型コロナウィルスの感染拡大により2019年12月22日を最後に、公演は見送っている。東映のもとに数多く寄せられる子供達の声に応えるため、再開への検討が続けられてきたが、本年のGWの公演も中止が決まったばかりである。この、「バトルステージ」存亡の危機という話を耳にし、関西でのヒーローショーの炎を消さぬよう立ちあがったのが、「純烈」リーダー 酒井一圭だった。

酒井は大阪出身であり、ヒーローショーを見て育ち、自他とも認めるスーパー戦隊マニア。2001年には自身も『百獣戦隊ガオレンジャー』でガオブラック/牛込草太郎役として地球を救っていた。酒井がガオブラックだった20年前、和歌山マリーナシティでのバトルステージはまだ行われておらず、いつか立ちたいと願っていた「ヒーローショー西の聖地」でもあった。

今回酒井は自ら和歌山マリーナシティを訪れ、18年前の初開催から支え続けてきたスタッフと綿密な打合せを行ったという。7月に明治座にて行われる初の座長公演を控える中、わずかな隙間の時間も和歌山まで赴き、自身の、ヒーローとして、そして、『純烈』リーダーとしての経験を活かし、台本・演出監修からスタントアクションの練習参加まで行っている。

「スペシャルバトルステージ」は8月1日~11月3日内15日間開催。期間中には酒井ならではのスペシャルイベントも多数開催される。初公演となる8月1日には、酒井一圭の舞台挨拶や写真撮影会を実施。そして8月15日にはなんと『ガオフェス』と銘打ち、酒井 一圭総合プロデューサー発案の下、金子昇ら『百獣戦隊ガオレンジャー』に出演したキャストが集結する、この日だけの特別公演が行われるという。

さらに、この「機界戦隊ゼンカイジャーVS百獣戦隊ガオレンジャー スペシャルバトルステージ」の開演前には酒井一圭企画・演出となる『純烈』撮り下ろしオリジナル映像も上映される。

酒井一圭コメント

純烈リーダーとしての仕事を評価してくださり大変な熱意で口説かれました。
このようなチャレンジの機会をいただき有り難くお引き受けするに至りました。子供心が踊り出す、ワクワクとドキドキが鳴り止まない、熱い王道的ヒーローショーを皆様にお約束すべく、ここで働くプロフェッショナルな表現者たちのパワーを引き出し、和歌山マリーナシティ並びにバトルステージの存在を日本中の方々に認知して頂くことが私の最大の仕事であると考えています。
東のGロッソ、西の和歌山マリーナシティと言っていただけるよう、しばらく腰を据え『面白い』を果敢に仕掛けていきたいと考えています。
ヒーローショーとしては恐らく見たことがないほどの『巨大すぎるステージ』です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

プロデューサー:堀内孝治氏(和歌山マリーナシティ)コメント

2003年に産声を上げたアドベンチャーホールでのスタントアクションショーも今年で19年目を迎えます。
毎年子供たちのヒーローへの「頑張れ~!!」の声援は私たち製作陣やスタッフにとっても掛け替えのない宝物でした。コロナ過による1年半の延期を経て、酒井さんを中心とした沢山の新たな仲間をお迎えし誕生以来のアドベンチャーホールのモットーである「大人も子供も楽しめるヒーローショー」をさらにパワーアップしてお届けしたいと思います。どうぞお楽しみください。

演出:前田真弥氏(七旺)コメント

一般的に、一度見る機会があるかどうかのヒーローショー。見に来てくれた子供達は勿論、お父さんお母さんにも、何か一つ気持ちを持って帰って貰いたいという想いの下、毎回全力でショー制作に携わっています。今回も見に来てくれた全てのお客さんの度肝を抜くような仕掛けを目一杯用意しています!
是非このステージに直接足を運んで頂いて、生のスタントアクションショーを体感してください。

脚本:まちだみつのり氏(七旺)コメント

この度、脚本を承りましたまちだみつのりです。「和歌山マリーナシティ」で開催の「バトルステージ」に携わって18年目となります。「バトルステージ」への愛情は誰にも負けないと自負しております。
今回は、『純烈』の酒井一圭さんを総合プロデューサーとしてお迎えして、まさにガオレンジャーのごとく『やる気満々だぜ』の精神で挑んでおります。是非とも皆さま、会場まで応援に来てください!

アクション監督:前田将吾氏(七旺)コメント

アクション監督の前田将吾です。今回のバトルステージもワイヤーアクション・高さ7mからのハイダイブがあり、ヒーローがステージを所狭しと駆け回ります。ガオレンジャーは私がアクションに関わるきっかけとなった作品でもあるので大変光栄であり、同時に緊張もしています。アクション監督として皆さんの熱意に負けないよう、見所満載のショーを目指して尽力致します。皆様、是非お越し下さい!

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