女優の小芝風花が5日、カンテレ・フジテレビ系主演ドラマ『彼女はキレイだった』(6日スタート、毎週火曜21:00~)の取材会に出席し、ともに主演を務めるSexy Zone・中島健人とのエピソードを明かした。

  • 小芝風花(左)と中島健人=カンテレ提供

冴えない太っちょの少年からイケメンエリートになった長谷部宗介(中島)と、優等生の美少女から無職の残念女子になった佐藤愛(小芝)という真逆の成長を遂げた2人の“すれ違う初恋”の行方を描く同ドラマ。

小芝は、中島について「テレビで見てると、スマートで、レディーファーストで、完璧なイメージだったんですけど、(実際に会うと)イジっていい人なんだと思って(笑)」と印象が変わったそう。「今回の役柄はドSの厳しい上司なので、最初お会いする前にメイクさんに『こういう役だから、普段もそういう感じでいくかもしれない』とおっしゃってたらしいんです。だから、毒舌の怖い感じで現場にいられるんだと思って、めちゃめちゃビビってたんです。でも、最初に『小芝風花です。よろしくお願いします』って言ったら、全然笑顔で(拳を出して)『よろしくな!』って(笑)」と、イジってOKと判断した瞬間を明かした。

また、赤楚衛二が3回目の共演となる小芝について、「すごいイタズラ好きな印象が付きましたね。『目やに付いてるよ』と言われて、取ろうとしたらなくて…」とやられた小悪魔エピソードを話すと、小芝は「中島さんのせいです。中島さんもイタズラ好きで、急に後ろから大きい声で驚かされるのを何回もやられてて、その発散を赤楚さんでやってます(笑)」と告白し、赤楚は「そういうこと!?」と驚き。

中島は「大元僕ってことですね。でも小芝さんは、僕がイジったらすごくいい顔するんですよ。困り顔させたら日本一ですからね」と釈明したが、小芝は「その(イタズラの)ときの顔の腹立たしいこと(笑)。こんな顔するんだ中島さん!って思いました」と振り返った。

小芝はほかにも、「私の役は結構天然パーマで頭ボサボサなんですけど、ちょっと髪の毛が首元に当たっただけで『ヒヤアアア!!!』って、聞いたことない女の子みたいな声出して(笑)」と、中島の弱点を暴露。

一方で、「撮影中に私、4日間で唇の同じところを8回噛んだんです。すっごい痛くて、大きい口内炎ができちゃって、ご飯食べたらまた噛むんじゃないかっていう恐怖に怯えて本当に落ちこんでたら、中島さんが撮影終わりに口内炎のお薬を、貼る用と塗る用の2種類買ってきてくださって、プラス『治ったら食べてね』ってお菓子も買ってきてくれたんです。それはすごい感動しました。あんなに大きい口内炎が2日で治ったんです!」という、神対応エピソードも明かした。

そのとき中島は、先に撮影が終わったにもかかわらず、小芝を待っていたそうで、「このドラマの最高のヒロインなんで、すぐにそういうところはケアしないとダメですよね」と、クールにコメント。続けて、「僕がハードスケジュールの中で疲弊してたときがあったんです。それでちょっとボーッとしてきたなというところで、急に小芝さんが走ってきて、チョコとかお菓子とかいっぱい詰められたでっかいビニール袋を『ん!』って差し出して、『ジブリか!』みたいな(笑)。その渡し方が不器用で、かわいいなと思いました」と、助けられたことを話した。

この取材会では、中島、小芝、赤楚が、それぞれのあだ名について話す場面も。赤楚は、小芝に対して、「基本『ねえねえ』って言っちゃうかもしれない」ということで、中島が「こう呼んだら喜ぶあだ名教えてあげる」と耳打ちすると…

赤楚「大柴さん」
小芝「小芝だよ!」

と、即座にアンジャッシュ児嶋ばりのやり取りを見せていた。