Groupe PSA Japanはこのほど、「C5 AIRCROSS SUV(C5 エアクロス SUV)」にシトロエン初のプラグインハイブリッド仕様「C5 AIRCROSS SUV PLUG-IN HYBRID(C5 エアクロス SUV プラグインハイブリッド)」を追加し、発売した。

  • PHEV仕様の「C5 AIRCROSS SUV PLUG-IN HYBRID」登場

シトロエンと快適性は、100年以上続くひとつのストーリーとなっている。5CV、トラクシオン・アヴァン、2CV、DS、SM、CX、BX、Xantia、C3、C4、C5、C6……戦前から現代にいたるまで、同社は100年ものあいだコンフォートを実現すべくあらゆるイノベーティブな技術を用い、人々の移動の自由と自由な移動を快適に担保することを目指してきたという。

そんな同社が今回、次の100年に向けた初の電動化モデルとしてプラグインハイブリッドシステムを搭載した「C5 AIRCROSS SUV PLUG-IN HYBRID」を発売する。

  • ハイブリッド&コンフォート--プラグインハイブリッド化で快適さは究極に

「C5 AIRCROSS SUV」は、SUVにおいてコンフォート性能という新たな価値をマーケットに提案し、同社ならではSUVの姿をマーケットに提示した。卓越した乗り心地と快適性で高い評価を得ているこの「C5 AIRCROSS SUV」に、81.2kW(110ps)/320Nmのフロントモーターと13.2kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載したのが「C5 AIRCROSS SUV PLUG-IN HYBRID」となる。

  • ナッパレザーを標準化としたアドバンストコンフォートシート

100%電気駆動となるエレクトリックモードでの走行はmEVならではのきわめて高い静粛性と、ほぼ無振動のドライブトレインにより、「C5 AIRCROSS SUV」ならではの卓越した乗り心地と静粛性というコンフォート性能はさらなる高みへと至っているとのことだ。

エレクトリックモードでのゼロエミッション走行可能距離は65km(WLTCモード)。日本の自動車ユーザーの一日の平均走行距離は20km程度と考えられ、自宅でプラグインを習慣化すれば平日の利用はゼロエミッション走行でほぼカバーできると考えられる。

同社では、「平日はEVとして使い、週末は電欠を気にすることなくハイブリッド車として行動範囲を拡大する……という、PHEVならではのモビリティ体験を楽しめることでしょう」とコメントしている。価格は550万円(税込)。