コンビニATMの引き出し限度額は、各ATMや提携している銀行によって異なります。急に現金が必要になったときのためにも、自分が普段使っているATMや銀行の限度額を確認しておきましょう。

本記事では、メガバンクやゆうちょ銀行、ネット銀行などのコンビニATMの引き出し限度額を紹介します。

  • 各コンビニATMの引き出し限度額は?

    コンビニATMの引き出し限度額や引き出し手数料は?

各コンビニATMの引き出し限度額は?

各コンビニATMの引き出し限度額をみていきましょう。なお、引き出し限度額は使用しているキャッシュカードの種類によって変わることもあります。

セブン銀行ATMの引き出し限度額

セブン銀行ATMで1回に引き出せるのは、紙幣の金額に関わらず50枚です。多くの現金を引き出す場合には何回かに分けて取引しましょう。

1日あたりの引き出し限度額は提携している金融機関によって異なりますが、セブン銀行に口座がある方は、1日あたりの引き出し限度額が下記となっています。

キャッシュカードのタイプ 初期設定 変更できる範囲
ICチップでの取引 50万円 0万円~200万円
磁気ストライプでの取引 50万円 0万円~200万円

初期設定では50万円ですが、規定の範囲内で変更することも可能です。「ICチップでの取引」と「磁気ストライプでの取引」の両方の限度額を変更した場合は、高いほうが適用されます。

ローソン銀行ATMの引き出し限度額

ローソン銀行ATMの引き出し限度額は1回20万円です。1日あたりの引き出し限度額は提携している金融機関によって異なります。なお、ローソン銀行に口座がある方は、1日あたりの引き出し限度額が下記となっています。

初期設定 変更できる範囲
50万円 0万円~200万円

ファミリーマートATMの引き出し限度額

ファミリーマートに設置してあるイーネットATMの引き出し限度額は1回20万円です。1日の取引可能金額は提携している金融機関によって異なるので、利用する際には「ATM手数料・サービス時間」で確認しておくといいでしょう。

  • 各コンビニATMの引き出し限度額は?

    引き出し限度額は、各コンビニATMや使っているキャッシュカードの種類などによって異なります

メガバンクのコンビニATM引き出し限度額は?

メガバンクのキャッシュカードでコンビニATMを使ったときの引き出し限度額を紹介していきます。

三井住友銀行のコンビニATM引き出し限度額

三井住友銀行のキャッシュカードでコンビニATMを使ったときの引き出し限度額は、1回あたり20万円、1日あたり50万円です。

三菱UFJ銀行のコンビニATM引き出し限度額

三菱UFJ銀行のキャッシュカードでコンビニATMを使ったときの引き出し限度額は、1回あたり20万円、1日あたり50万円です。

みずほ銀行のコンビニATM引き出し限度額

みずほ銀行のキャッシュカードでコンビニATMを使ったときの引き出し限度額は、1回あたり20万円、1日あたり100万円です。

りそな銀行のコンビニATM引き出し限度額

りそな銀行のキャッシュカードでコンビニATMを使ったときの引き出し限度額は、1回あたり20万円です。1日あたりの上限額は、0~150万円の範囲で自由に設定できます。

  • メガバンクのコンビニATM引き出し限度額は?

    メガバンクの1日あたりの引き出し限度額は、銀行によって異なります

ゆうちょ銀行のコンビニATM引き出し限度額は?

ゆうちょ銀行のカードを使ったときの引き出し限度額は、1回あたり20万円、1日あたり50万円となっています。

1日あたりの引き出し限度額と引き出し上限回数を上げたい場合は、ゆうちょ銀行か郵便局の貯金窓口で申し込みをすると、下記の範囲内で変更可能です。

A 磁気ストライプカードによる取引 0~200万円
B 生体認証を行わないICキャッシュカードによる取引 0~200万円
C 生体認証を行うICキャッシュカードによる取引 0~1000万円

上限額を設定する場合は、A≦B≦Cとなるようにします。引き出し上限を上げるには、ゆうちょ銀行か郵便局の貯金窓口で申し込まなければいけません。引き出し限度額を下げたい場合は、ゆうちょ銀行のATMか、ゆうちょダイレクトで申し込むことができます。

  • ゆうちょ銀行のコンビニATM引き出し限度額は?

    ゆうちょ銀行はキャッシュカードの種類に応じて、引き出し限度額を設定することができます

地方銀行のコンビニATM引き出し限度額は?

地方銀行ではどうなのか、ろうきん(労働金庫)と千葉銀行のキャッシュカードでコンビニATMを使った場合の引き出し限度額を紹介します。

ろうきん(労働金庫)のコンビニATM引き出し限度額

ろうきん(労働金庫)のキャッシュカードでコンビニATMを使ったときの引き出し限度額は、1日あたり50万円です。ただし、ICカードを使った取引は限度額が200万円となります。

千葉銀行のコンビニATM引き出し限度額

千葉銀行のキャッシュカードでコンビニATMを使ったときの引き出し限度額は、下記のとおりです。

コンビニATM 引き出し限度額
ローソン銀行ATM・セブン銀行ATM 1日あたり100万円
イーネットATM 磁気キャッシュカードは1日あたり50万円
ICキャッシュカードは1日あたり100万円
  • 地方銀行のコンビニATM引き出し限度額は?

    キャッシュカードの種類によっても引き出し限度額は変わります

ネット銀行のコンビニATM引き出し限度額は?

主なネット銀行のキャッシュカードでコンビニATMを使った場合の引き出し限度額を紹介します。

GMOあおぞらネット銀行

1日あたりの引き出し限度額は、初期設定で50万円です。なお、引き出し限度額は0円~200万円まで1,000円単位で自由に設定変更することが可能です。

楽天銀行

楽天銀行の引き出し限度額は、1日あたり50万円を上限として1,000円単位で自由に変更できます。50万円超の限度額設定を希望する場合は法人営業推進部に連絡をすると、連絡した当日に限り、原則として100万円までの範囲で一時的に引き上げられます。

イオン銀行

イオン銀行の1日あたりの引き出し限度額は下記のとおりです。

初期設定 個別設定
磁気カード 50万円 0~100万円
ICカード 50万円 0~200万円

住信SBIネット銀行

初期設定は1日あたり50万円、1か月あたり200万です。なお、引き出し限度額は1日あたり0~200万円、1ヵ月あたり0~1,000万円の範囲内で自由に設定できます。

ソニー銀行

ソニー銀行の引き出し限度額は初期設定で1日あたり200万円ですが、0~200万円の範囲で自由に設定することもできます。

  • 主なネット銀行のコンビニATM引き出し限度額は?

    ネット銀行の引出し限度額は範囲内で自由に変更できます

コンビニATMの引き出し限度額はさまざまな条件で変わる

コンビニATMの引き出し限度額は、提携している銀行やキャッシュカードの種類によっても変わります。1日に多くの現金を引き出す機会がある方は、引き出し限度額を自由に変えられる銀行に口座を作っておくといいでしょう。