映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』(6月25日公開)の公開記念イベントが6日に都内で行われ、山崎賢人(崎はたつさき)、清原果耶、藤木直人、夏菜、高梨臨、三木孝浩監督が登場した。
同作は1956年にロバート・A・ハインラインによりアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として世界中で愛される伝説的なSF小説の初実写映画化作。舞台を日本に再構築し、ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎(山崎)が主人公となる。1995年、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットや蓄電池も奪われてしまった宗一郎は、人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めると2025年の東京だった。すべてを失ったと知る宗一郎は、変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓う。
新型コロナウイルスの影響により延期となってしまい、今月末に待望の公開を迎える同作。山崎は「延期になってしまったんですけど、『夏への扉』なので、6月に公開できるっていうのは良かったんじゃないかと思えるくらい。やっと公開できるんだなあっていうことで、すごくワクワクしています」と喜びを表す。
作品にちなみ「最近あったサプライズ」を聞かれると、山崎は「兄の子供、姪が今2歳で、会うとずっと泣かれてたんですけど、こないだ会ったら『けんちゃん』と呼んでくれるようになっていて。めっちゃかわいくて嬉しくて、サプライズでした」と、ほっこりエピソードを披露した。
イベントでは、東京タワーを恋の色=ピンクにする点灯式も。山崎は全力でボタンを押し、ライトアップされたタワーを見て嬉しそうな様子を見せていた。