ヤマハ、専用アプリで“つながる"スクーター「NMAX ABS」発売

ヤマハ発動機は6月28日、水冷・124cm3の“BLUE CORE"エンジンをコンパクトなボディに搭載した原付二種スクーター「NMAX ABS」をモデルチェンジし、2021年モデルとして発売する。

「NMAX ABS」(グレー)

「NMAX ABS」は、欧州や日本で人気の「MAXシリーズ」のDNAを受け継ぎ、その特徴である斬新なスタイルやスポーティな走りをコンパクトなボディに凝縮。通勤や街乗りなど、市街地の移動における快適性を追求したシティコミューターとなる。

「Y-Connect」をダウンロードしたスマートフォンとペアリングが可能

エンジンは平成32年排出ガス規制適合化を図りながら、これまでのパワー感はそのままに、リニアで扱いやすい出力特性がさらに向上

また、 "BLUE CORE"は、“走りの楽しさ"と“燃費・環境性能"の両立を高次元で具現化することを目指し、2014年より掲げられた同社のエンジン設計思想。この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るもので、「NMAX ABS」のエンジンもこの“BLUE CORE"思想に基づき開発した。商標登録第5676267号。

エンジン始動用モーターとジェネレータの機能を一体化した「Smart Motor Generator」を同社国内モデルとして初採用

「アイドリングストップシステム」を同社国内原付二種モデルとして初採用

今回のモデルチェンジの主な特徴は、1)着信通知や燃費管理が可能なスマートフォン用専用アプリ「YAMAHA Motorcycle Connect(Y-Connect)」を同社国内モデル初対応、2)トラクションコントロールシステムを採用した平成32年排出ガス規制適合の新「BLUE CORE」エンジン、3)静かなエンジン始動/再始動を可能にする「Smart Motor Generator system」、4)低燃費に貢献する「アイドリングストップシステム」、5)スタイルと機能性をバランスさせた新フレームと快適な乗り心地を支える前後サスペンション、6)信頼性と質感の高さを表現したスタイリングなどとなる。