UOCCは5月24日、「既婚者のお小遣い制」に関する調査結果を発表した。調査は5月14〜19日、20~60歳の既婚者500名(平均世帯年収642万円、専業主婦の家庭44.4%)を対象にインターネットで行われた。

  • 夫はお小遣い制ですか?/妻はお小遣い制ですか?

    夫はお小遣い制ですか?/妻はお小遣い制ですか?

お小遣い制の夫婦の割合を調べたところ、「夫はお小遣い制」という家庭は45.2%、「妻はお小遣い制」という家庭は29.0%だった。

  • お小遣い金額はどうやって決めましたか?

    お小遣い金額はどうやって決めましたか?

お小遣いの金額については、「話し合いで決めた」が74.9%と圧倒的多数。夫のお小遣い金額は平均で3万53円、妻は平均1万9,697円となり、夫のほうが約1万円多い結果に。

家族構成別にみると、夫も妻も「専業主婦子供あり」のケースで最も低く、夫は2万8,706円、妻は1万7,250円だった。

世帯年収別では、夫と妻どちらも世帯年収が上がるごとに高く、夫のお小遣い平均金額は、世帯年収「300万以下」で2万2,917円、回答者のボリュームゾーンである「501〜700万」の場合で3万26円、世帯年収「901万以上」では3万9,808円という結果に。一方、妻のお小遣い平均金額は、世帯年収「300万以下」で1万4,231円、「501~700万」の場合で2万59円となり、「901万以上」では2万8,750円となった。

地域別にみると、「東京都」は他地域に比べて高い傾向にあり、夫3万9,000円、妻3万3,800円という結果に。「東京都市圏(神奈川県・埼玉県・千葉県)」の場合では、夫3万294円、妻1万7,800円となり、それ以外の地域では、夫2万8,787円、妻1万8,133円となった。

一方、理想のお小遣い金額としては、夫は平均3万8,176円、妻は平均で3万268円を希望しており、どちらも平均して今より月に1万円程度多くお小遣いがほしいと考えていることが明らかに。

お小遣いに対する満足度に関しては、夫は「(かなり+まあまあ)満足」が31.4%、「普通」が31.4%、「(少し+かなり)不満」が37.2%。対して妻は、「(かなり+まあまあ)満足」が35.2%、「普通」が30.6%、「(少し+かなり)不満」が34.3%となり、「かなり不満」と回答した人の世帯年収は平均499万円と、全体平均よりも150万円ほど少なかった。

最後に、へそくりの有無について聞くと、41.2%が「へそくりがある」と回答。その平均金額は、夫は125万9,458円、妻は107万3,097円と、平均して100万円以上の高額へそくりを持つ人が多いことが分かった。