フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、六本木で輝きたいショーダンサーの女性たちに密着した『夢と涙の六本木 2~ミレイとモモの上京物語~』を、23日に放送する。

  • 『ザ・ノンフィクション』の密着を受けるモモさん=フジテレビ提供

東京・六本木、華やかなスポットライトの下で踊るのは、ショーダンサーのミレイさん(20)。ショー以外の時間は接客をするのだが、実は彼女、お酒も接客も苦手。それでもミレイさんには、六本木のステージに立つ理由があった。自らの夢を叶えるために…。

2020年秋、コロナ禍の東京に、ミレイさんは母の反対を押し切って、故郷・熊本から上京。女手一つで自分を育ててくれた母との別れで、必死に涙をこらえるミレイさんと母。これまで二人三脚で歩んできた母娘の思いがあふれ出す。

初めての一人暮らし、初めて働く東京…次第にミレイさんの心はすり減り、ついにショーの練習を休んでしまう。自宅には疲れ切った彼女の姿があった。

同じ店で働くモモさん(20)は2年前、香川から上京。最初は店になじめなかったが、今はすっかり人気者になっていた。常連客を増やすために、SNSでの発信や動画投稿に取り組んだ結果、フォロワー総数は40万人を超えた。

「人気者」になるために、六本木にやってきたモモさんだが、その夢が現実となってきた今、想像しなかった問題に直面する。注目を集めるほどSNSでは「キモい」「死ね」といった誹謗中傷が増えていく。そんな中、営業中のフロアからモモさんの姿が消えた。カメラが追うと、そこには泣き崩れる彼女の姿があった…。

夢を追い上京してきた20歳の2人。「六本木で輝きたい」と必死にもがく姿を、女優・小芝風花のナレーションで追っていく。

  • ミレイさん=同

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