アイドルグループ・NEWSの増田貴久が、日本テレビ系ドラマ『ボイスII 110緊急指令室』(7月スタート、毎週土曜22:00~)に出演することが20日、明らかになった。
緊急指令室・ECUを舞台に、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」を使命とするメンバーたちのタイムリミットサスペンスを描く同作。唐沢寿明が、勘と行動力で突き進む情熱的な敏腕刑事で、猟奇殺人犯に妻を殺され犯人への復讐に燃えた男・樋口彰吾。真木よう子が、特殊能力を生かし、事件の鍵を「声」「音」でひも解く緊急指令室の室長でボイスプロファイラー(声紋分析官)の橘ひかりを演じる。
そして、前作で樋口を“兄貴”と慕う後輩・石川透役を演じた増田の続投も決定。唐沢は「IIをやるなら、同じメンバーがいいと思っていました。『ボイス』の後にいろいろな作品に出演して経験を重ねてきたと思うので、2年前とはまたちょっと違う(石川)透が見られるんじゃないかなと思います。今年も一緒に熱い夏を過ごせることを楽しみにしています」と話し、真木は「前回も身体作りを全力でしたりと、忙しい中でもとてもストイックな方なので、私も刺激を受けて毎回撮影に挑んでいました。今回も共演が楽しみです」と期待を寄せる。
ただ、石川は前作のラストで、兄貴の樋口を裏切り、警察官を辞める決断をしていた。さらに、過失致死とはいえ、犯人の命を奪ってしまっただけに、その心の傷が癒えているのかにも注目だ。
増田は「この話を聞いた時には、思わず、『おおおっ! やったぁ!』という言葉が出てしまいました。というのも、実は2年前のボイスの時からプロデューサーさんが『IIをやりたい!』と仰っていたのを聞いていたので、ずっとIIがあると信じていました! 今は、いよいよ来たか、と、うれしい気持ちでいっぱいです! 2年前の唐沢寿明さんとの出会いは僕にとってとても大きな出来事で、プライベートでもお世話になっているほどです。今回も“兄貴”とボイスに全てをかけて頑張るつもりです! そして、石川透が抱えた罪の意識を2年の月日がどう変えたのか。そんな心の変化を意識しながらも、優しく強い透ちゃんを演じたいと思っています。とにかく大好きなドラマの続編が決まったことがとてもうれしいです。僕も作品を楽しみながら視聴者の方と一緒にハラハラしながら進んでいきたいです」と意気込んでいる。