東武鉄道は12日、昨年から今年にかけて100系「スペーシア」と200型「りょうもう」がデビュー30周年を迎えたことを記念し、「スペーシア」2種類・「りょうもう」1種類のリバイバルカラー車両を6月5日から順次運行すると発表した。

  • 東武鉄道の特急車両「スペーシア」。デビュー当初の帯色はパープルルビーレッドとサニーコーラルオレンジの2色だった

リバイバルカラー車両の第1弾として、「スペーシア」5編成(102・105・107・108・109編成)をデビュー当時のカラーリングに塗装。ジャスミンホワイトを基調とし、帯色にパープルルビーレッドとサニーコーラルオレンジを用い、窓部にブラックラインを配したカラーリングとなる。今年度は2編成で実施予定とされ、6月5日以降、塗装の完了した編成から順次、営業運転を行う。

今後、100系「スペーシア」のうち1編成(101編成)に別のリバイバルカラー塗装を施すほか、200型「りょうもう」の2編成(205・209編成)にもリバイバルカラー塗装を実施する予定。内容や時期は決定し次第、改めて発表される。

リバイバルカラー車両の運行を記念し、運行開始日の6月5日から「スペーシア」リバイバルカラー記念乗車券を東武線の11駅(浅草駅、とうきょうスカイツリー駅、曳舟駅、北千住駅、春日部駅、栃木駅、新栃木駅、新鹿沼駅、下今市駅、東武日光駅、鬼怒川温泉駅)で発売。1セット1,000円で発売数は2,000セット、発売期間は7月4日までとなる。

  • JR線直通の特急「スペーシアきぬがわ」(2011年撮影)

運行開始日の6月5日、デビュー当時のカラーリングに塗装した100系「スペーシア」の臨時貸切列車に乗車し、東武ワールドスクウェアで園内見学・昼食を楽しも、参加者限定の鉄道関係商品販売会にも参加できるツアーを開催。大人1万3,200円・こども1万400円で、5月13日11時から東武トップツアーズにて受付を開始する。