アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕が連ドラ初主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『コタローは1人暮らし』が、きょう24日(毎週土曜23:30~)からスタート。このたび、銭湯での場面写真と、作中アニメに登場するとのさまんの声を俳優の滝藤賢一が務めることが発表された。

  • 左から川原瑛都、横山裕=テレビ朝日提供

今作は、累計部数100万部を突破した津村マミ氏の同名人気コミックを初めて映像化するもの。売れない漫画家・狩野進(横山)は子連れ入居禁止のアパートで自堕落な日々を送っていたが、ある日隣の部屋に1人暮らしの5歳児・さとうコタロー(川原瑛都)が引っ越してくる。しっかりしているかと思えば、子どもらしい本音をのぞかせるコタローとの出会いで、狩野をはじめ同じアパートの住人たちが、大人として少しずつ成長していくハートフルコメディ。

アパートに引っ越してきたコタローは、高級ティッシュ1箱を差し出し、「以後、お見知りおきを」とあいさつ回りを始める。戸惑いながらも、1人で銭湯に向かったコタローが無性に心配になり、慌てて後を追う狩野。「どーした、俺」と自分の行動に驚く狩野だが、一緒にお風呂に入ったことで2人の距離は縮まっていく。男同士の裸の付き合いを切り取った場面写真では、狩野がコタローの髪をやさしく洗う姿が。

さらに、これまで接点のなかったキャバクラ嬢・秋友美月(山本舞香)や、いかつい見た目の田丸勇(生瀬勝久)ら、アパートの住人たちとの不思議な交流も始まっていく。

コタローの「わらわは」「くるしゅうない」といった特徴のある話し方は、作中アニメ『とのさまん』の影響を受けたもの。「強くなりたい」と願うコタローにとって『とのさまん』は心の支えで、唯一無二のヒーローだ。普段は無表情だが『とのさまん』を観る時だけは前のめりになり、子どもらしい一面を見せる。

そんなとのさまんの声を務める滝藤のコメントが公開された。

■滝藤賢一

いつかヒーローをやりたいと熱望していたので感無量です。オファーをいただいた時、是非やらせていただきたい。そして、あわよくば“実写とのさまん”として出演したいと、思いの丈を伝えました。

私は、どちらかというと悪役声なので、なるべくマイルドに明るくパキパキとしゃべるように心がけました。ドラマをご覧になる子どもたちが真似したくなるようなヒーローになっていればうれしいです。

主演の横山くんは、原作の狩野進と瓜二つですよね! 横山くんをモデルにされたんじゃないかと思うほどでした。台本のセリフを読んでいても、もはや横山くんの顔しか思い浮かびません。放送が楽しみです。脚本がとてもキュートで、読んでいるだけでほっこりします。

この大変な時代、より多くの方にこのドラマを観て癒されていただきたい。そして、もしかしたら、私も出演するかも……。けけけけけ(笑)。