いつの時代も、お金の悩みは私たちにとって大きなストレスとなります。「貯金ができない」「ローン返済が苦しい」「どの保険に入ればいいのかわからない」など、抱える悩みはある程度共通しているかもしれませんが、収支バランスを含めたマネー環境は個々人で異なります。そのため、「今の自分にとって何をするのが正解なのか」を見極めるのがとても難しいです。

そんな自分の力で解決できなさそうなお金の悩みは、経験豊富なファイナンシャルプランナー(FP)に相談してみるといいかもしれません。今回の相談主は、貯金法に悩まれているYさんご夫婦です。

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家の修繕費が想像以上……上手な貯金法が知りたい

【相談内容】

コロナ禍で、旅行などにお金を使うこともないと思って家の屋根や壁の修繕をしたら250万円かかりました。古い家なのであちこちに傷みがでていて、定期的なメンテナンスが必要と言われていますし、そのたびに100~200万円単位のお金がかかるのかと思うと不安です。2年前に親から相続した家に住んでいるので家賃がかからなくなって助かっているのですが、正直なところ維持費がこんなにかかるとは思っていませんでした。

そろそろ自分たちの老後資金も気になりますし、もっと貯蓄に励まないといけないと思っています。ただ、多分、2年後には子どもの大学進学で仕送りも必要になりそうで、あまり貯金ができなくなるのではないか心配です。うまく貯金を増やしていくためにはどうすればいいのでしょうか。

続いて、Yさんご夫婦の詳細なプロフィールをみていきましょう。

相談者プロフィール

【家族構成】

Yさんご主人(会社員・47歳)、Yさん奥様(会社員・45歳)、長男16歳、長女14歳

【居住状況】

一軒家(住宅ローンなし)

収入 世帯月間 55万円
夫(手取り) 38万円
妻(手取り) 17万円
年間ボーナス 130万円(夫90万円、妻40万円)
支出 世帯月間40万円程度
住居費 0円
食費 8万円
電気・水道料金 3万円
通信費 2万5,000円
保険料 3万円(夫1万8,000円、妻1万2,000円)
教育費 5万円(2人分の学資保険含む)
自動車関連 2万5,000円(2台分)
被服費・美容費等 4万円
お小遣い 7万円(夫4万円、妻2万円、長男7,000円、長女3,000円)
交際費、雑費等 5万円
貯蓄 世帯貯蓄 1,100万円
定期預金 600万円
財形貯蓄 350万円(夫)
投資信託 150万円
毎月の貯蓄額 12万円程度
ボーナスからの貯蓄額 100万円程度

【補足情報】

住居費がかからなくなった分、毎月の貯蓄を増やし、ご主人の財形貯蓄ほか、定期預金と投資信託の積み立てをされているとのこと。それ以外にも月によってお金が余れば貯金に回すようにしているとのことですが、子どもたちが中学・高校に入り、徐々に洋服や美容院などお気に入りのものを指定するようになって出費が増える月もあるようです。車の買い換え、家族旅行などのまとまった支出があれば、貯蓄から支払うようにしています。