俳優の北村匠海が主演を務める、映画『東京リベンジャーズ』(7月9日公開)の本予告映像&本ポスターが21日に公開された。

映画『東京リベンジャーズ』

映画『東京リベンジャーズ』

同作は和久井健による累計発行部数600万部超の人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタを助けるために、ヒナタの弟・ナオトとともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。山田裕貴、杉野遥亮、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。

本予告映像では、SUPER BEAVERが手掛ける主題歌「名前を呼ぶよ」も初解禁。負け犬フリータータケミチ(北村匠海)の元恋人が殺された、という衝撃的な展開から始まる。そして、何者かに背中を押され、線路に突き落とされたタケミチに迫りくる電車に轢かれそうになる次の瞬間、死を覚悟したタケミチが目覚めたのは高校時代だった。

タイムリープしたタケミチは、天敵であるキヨマサ(鈴木伸之)に「お前は、一生俺の奴隷だ」とボコボコにされ、顔を腫らしながら「解ってるよ! オレの人生クソだって!」と魂の叫びとして己への鬱憤を吐き出し自暴自棄に。そんなタケミチをヒナタ(今田美桜)は「10年後も一緒に居て」と真っ直ぐな目で見つめる。10年後の未来で起こる最悪の事態を免れるため、ヘタレ男子のタケミチは「東京卍會を消滅させる」というミッションを達成しなければならない。

予告映像ではさらに、東京卍會を率いる総長・佐野万次郎、通称マイキー(吉沢亮)の「潰すぞ!」という咆哮に、血気盛んな雄叫びを上げる漆黒の特攻服を纏った猛者たちの姿も。強烈な存在感を放つ東京卍會副総長・龍宮寺堅、通称ドラケン(山田裕貴)に威圧されるも、「二度と譲れねえもんがある」と覚悟を決めたタケミチに、マイキーは「どうやって死にたい」と迫る。主題歌「名前を呼ぶよ」のエッジの利いたギターサウンドがバイクのシーンと共に映像を更に加速させ、マイキー率いる東京卍會と敵対する愛美愛主(メビウス)との激しい攻防も映し出された。

超豪華俳優陣の新たなシーンも公開。それぞれ一瞬ながらも、一人一人の個性が際立ち“令和の俳優アベンジャーズ”としてその名の通り、新時代の映画界の担い手たちとして輝きを放っている。ボロボロになりながらも「俺にだって引けねえ理由があんだよ」と決して倒れることのないタケミチの眼光に、仲間達は「タケミチ」「タケミチ」と名前を呼び続ける。特報映像に続き、「東京リベンジャーズ」の大ファンであり「鬼滅の刃」で我妻善逸役を演じた下野紘が本映像のナレーションを担当した。

初お披露目となった本ポスターには「運命を殴り変えろ。」というコピーが添えられ、眼光鋭くこちらを見つめるタケミチが拳を握りしめる姿からは、自身の人生のリベンジを誓い、過去と向き合い未来を変える覚悟が現れている。タケミチの背後には、過去に戻りできた大切な仲間たち、そして倒すべき因縁の相手が一同に介した。