京王電鉄、総合車両製作所、コイト電工は14日、日本初となるリクライニング機能付きロング/クロスシート転換座席(ロングシートとクロスシートの切替えが可能な座席)を搭載した5000系の新造車両を2022年下期に導入すると発表した。
現行の5000系は2017年9月から通常列車、2018年2月から有料の座席指定列車「京王ライナー」で運行開始し、好評を得ている。新造車両は座席指定列車やイベント列車などのクロスシート時、座席のリクライニング機能が利用できるように進化している。
京王電鉄の車両1000系・7000系・8000系・9000系・5000系で製作実績がある総合車両製作所が車両の製作を担当。5000系のロング/クロスシート転換座席や京王線・井の頭線車両の車外表示器、LED室内灯など電気機器の製作実績があるコイト電工が座席の製作を担当する。10両編成の1編成を2022年下期に導入予定となっている。