女優の橋本環奈が、日本テレビ系ドラマ『ネメシス』(11日スタート、毎週日曜22:30~)に出演することが3日、明らかになった。同日放送された同局系バラエティ番組『ニノさんSP』で発表された。

  • (左から)櫻井翔、広瀬すず、橋本環奈=日本テレビ提供

広瀬すず演じる天才助手・美神アンナと、櫻井翔演じるポンコツ探偵・風真尚希の凸凹バディが、探偵事務所・ネメシスに舞い込む難事件を次々と解決していく同ドラマ。橋本は、頭脳明晰な理系大学生・四葉朋美役で登場する。

第3話で、海の近くにある人気の遊園地に爆弾が仕掛けられるストーリーが展開。“ボマー”と名乗る爆弾犯から「2億円を用意しろ」と脅迫された遊園地の社長・太宰は困り果てる。人質は遊園地を楽しむ1万人、そして、容疑者もまた遊園地にいる1万人。太宰は、「磯子のドンファン殺人事件(1話)」を解決したのが風真だと知り、「探偵事務所ネメシス」に助けを求める。

そんな危機的状況でアンナに運命的な出会いを果たすのが、橋本演じる朋美。数学的アプローチを得意とする、アンナに負けず劣らずの天才で、アンナとコンビを組み、爆弾事件を解決するために遊園地を駆け回る。

橋本は「探偵ものではあるんですが、助手の方がキレキレな推理をしたり、今まであった他のドラマとは違ってすごく面白い脚本だと思いました。しかも、今回は出演者の皆さんが豪華で、個性豊かなキャラクターが出てきて、笑える要素と推理を解いていく爽快感のバランスも絶妙です。探偵事務所ネメシスのメンバーのお三方のテンポ感のあるお芝居に自分も混ぜていただいて、めちゃくちゃ楽しいです。アットホーム感もあるし、皆さんのアドリブも純粋に楽しくて、笑っているのが四葉朋美役の立ち位置としてちょうどいい感じがしています。広瀬さんとの親友役の共演も、すごく楽しいです、同世代の方でこれだけご活躍されている方とご一緒できることはも嬉しい限りです。また、個人的には、数学が得意な天才大学生の役なので、数字を言うことが多く、難しいセリフを覚えるのが大変です。朋美は、ヘルムホルツ方程式を使っているんですが、他のドラマではないような専門用語も難しいなと思っています。『ネメシス』を楽しみにしてくださっている皆さん、私はネメシス探偵事務所のお三方と今後かかわりが深くなっていくと思うのですが、四葉朋美が今作の中でどの様なキーマンとして物語が進んでゆくのかご注目頂けると幸いです」とコメント。

北島直明プロデューサーは「誰も見たことがないワクワクするドラマを作りたい、と思った時に、広瀬すずさんと橋本環奈さんの競演を思いつきました。実力も人気もあるこのお2人がそろったら、“とてつもないエネルギーが生まれる”という確信がありました。が、実際に共演が実現して、僕自身、本当に驚いています。広瀬さんと橋本さんは同い年。お互いに共演を楽しみにされていたようで、撮影現場ではお二人共楽しそうに過ごされていて、その関係性が芝居にも活かされ、想像を超えたワクワクするシーンが日々生み出されています。まさに最強コンビ誕生です!今回、快く出演をお受け下さった橋本さんに心より感謝しています。彼女の芝居が『ネメシス』を次のステージに押し上げてくれることを確信しています」と期待を寄せている。