日経BPコンサルティングは3月26日、ブランド価値評価プロジェクト「ブランド・ジャパン 2021」の結果を発表した。調査期間は2020年11~12月、調査回答者数は約6万人。

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総合力ランキング、「YouTube」が2年連続1位

同プロジェクトは、一般生活者とビジネスパーソンが国内で使用されているブランドを評価するもので、一般生活者編では1,000ブランドを対象に調査。ブランド価値の「総合力」を算出する際に、「フレンドリー(親近性)」「コンビニエント(利便性)」「アウトスタンディング(卓越性)」「イノベーティブ(革新性)」という4指標を採用した。

一般生活者編総合力ランキングでは、「YouTube」(88.0ポイント)が2年連続の1位を獲得。ブランド力を構成する要素の中で、イノベーティブ(革新性)が3位、コンビニエント(利便性)が5位と高評価を得ており、同調査では「前回に引き続き、これらの因子を維持したことが首位獲得に繋がった」と分析している。

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2位は「Google」、3位は前回13位の「ユニクロ」、4位は「無印良品」、5位は前回41位の「ソニー」がランクイン。今回新たにトップ10入りしたのは、「ユニクロ」「ソニー」のほか、8位「ディズニー」、9位「トヨタ自動車」、10位「アップル」の5ブランドとなった。

ブランド力上昇ランキングでは、「ワークマン」が1位を獲得。同ブランドは、2020年中も店舗数を増やしており、カジュアルウエアを求める新規客が依然として増加している。以下、2位は「トヨタ自動車」、3位は「セブンプレミアム」、4位は「ソニー」、5位は「富士フイルム」と続いた。