佐藤健主演の映画『るろうに剣心』の10周年記念特別動画が24日、公開された。

  • 『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』

    『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』

和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。最新映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2021年4月23日・6月4日公開)では、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。

同映像は、世界中のファンへの10年間の感謝を込めて本日開催されたオンラインイベント「るろうに剣心 GLOBAL FAN SESSION(グローバル・ファン・セッション)」で初披露された。2012年公開の1作目、伝説の幕開けとなったオープニングシーンで幕を開ける本映像は、「このアクションが格好良くなければ、僕は役者を辞めます」という主演・佐藤健の役者人生の全てをかけた決意の言葉、そして大友啓史監督の「もっとすごいものを作るっていうことを考え始める」という、常に過去の作品を超えていくという覚悟の言葉など、『るろうに剣心』シリーズへの並々ならぬ想い、そして日本のエンターテイメントの頂点に上り詰めるまでの軌跡と名シーンを映している。

剣心と共に新しい時代のために戦ってきた仲間たちの胸が熱くなる過去のシーンも映し出され、剣心を支え共に生きていくことを願う神谷薫(武井咲)、剣心に救われ医者として多くの命を救うことに尽力する高荷恵(蒼井優)、友として剣心の力になりたいと願い戦う相楽左之助(青木崇高)の姿に、10年という歳月が経ちその絆の深さが伝わる仕上がりとなっている。

さらに、1作目となる映画『るろうに剣心』に登場する武田観柳(香川照之)、外印(綾野剛)、戌亥番神(須藤元気)、鵜堂刃衛(吉川晃司)、『京都大火編』『伝説の最期編』から柏崎念至(田中泯)、瀬田宗次郎(神木隆之介)、佐渡島方治(滝藤賢一)、駒形由美(高橋メアリージュン)、四乃森蒼紫(伊勢谷友介)、巻町操(土屋太鳳)、志々雄真実(藤原竜也)、比古清十郎(福山雅治)など、剣心のかつての敵や一緒に戦ってきた仲間たちの姿の数々も。

そして、剣心にとって幕末から続く因縁の相手であり時に頼もしい仲間として戦ってきた斎藤一(江口洋介)や、剣心が生み出してしまったシリーズ最恐の敵・雪代縁(新田真剣佑)、剣心の元妻であり剣心の頬に刻まれた十字傷の秘密の鍵を握る雪代巴(有村架純)、“人斬り抜刀斎”が誕生するきっかけとなる長州藩志士・桂小五郎(高橋一生)など、シリーズを彩って来た歴代の錚々たる顔ぶれが並んでいる。

また、『るろうに剣心 最終章 The Final』を一早く観られる機会も発表。4月2日から3週間に渡って、これまでの『るろうに剣心』シリーズの上映が開催されることを記念して、新宿ピカデリーにて、公開前に一夜限りの上映となる「シリーズ過去作一挙上映記念! パート1&最新作『るろうに剣心 最終章 The Final』有料試写会付き大友監督トークショー」(4月2日)の開催が決定した。同イベントでは、シリーズの原点である1作目『るろうに剣心』、そして最新作『るろうに剣心 最終章 The Final』を豪華2本立てで上映。さらに1作目と「The Final」の上映の間には大友啓史監督によるトークショーが開催される。