能勢電鉄の3100系が引退を迎えることになり、3月22日から4月25日まで記念ヘッドマークを掲出する。同社の公式Twitterも、「なごり惜しいですが、1965年から走り続けた名車が走るこの姿を目に焼き付けてください」とコメントしている。
能勢電鉄の3100系は阪急電鉄から譲渡された1編成(3170×4R編成車)のみ在籍。改造により、阪急電鉄で活躍した3100系とは異なる外観となっている。引退を迎えるにあたり、デザインの異なる2種類の記念ヘッドマークを制作し、3100系の両先頭車に掲出した。
3170号車の記念ヘッドマークには、能勢電鉄の3100系とともに、阪急電鉄時代の3100系もデザイン。3120号車の記念ヘッドマークには、「3100系ありがとう」と記されている。両先頭車の記念ヘッドマークに共通するデザインとして、1965年から2021年まで56年間にわたり活躍したことを示す「56」の数字を大きく描いた。
記念ヘッドマークの掲出期間は3月22日から4月25日までの予定とした上で、「掲出終了日は決まり次第お知らせします」とのこと。なお、3100系が運行される時間は日によって異なり、整備等により運行しない日もある。