俳優の小泉孝太郎が主演を務める、テレビ東京の4月クール 金曜8時のドラマ枠『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜Season5』(4月30日スタート 毎週金曜20:00〜)のキャストが19日に明らかになった。

  • 左から石田明、中山美穂

    左から石田明、中山美穂

同作は富樫倫太郎の『生活安全課0係 ファイヤーボール』(祥伝社刊)のドラマ化作。2016年1月クールに第1弾が放送され、第4シーズンまで放送された。"空気は読めないが事件は読める"エリートキャリアのKY刑事・小早川冬彦(小泉孝太郎)と、"男まさりで口の悪い"ベテラン刑事・寺田寅三(松下由樹)のコンビが事件を解決していく。

今シーズンで新たに、石田明(NON STYLE)、中山美穂のレギュラー出演が決定。石田は捜査一課に配属されたが警視庁の参事官を誤認逮捕してしまい、不本意にも「なんでも相談室」の新メンバーとなる大林夏彦を演じる。夏彦は、1月に放送された『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜出張捜査スペシャル』に登場した、静岡県警・須那署「よろこんで相談室」に勤務する大林秋彦の双子の弟にあたる「赤」と「かぶ」がトレードマークだった秋彦と違い、夏彦は「黄緑」を身にまとう甘いものが大好きな「スイーツ男子」となる。

中山が演じるのは、警視庁刑事部・捜査一課・管理官の保科玲。10年前、冬彦が科学警察研究所にいたときのチーム長で、冬彦とは深い関係があるという。中山は今回、自身初の刑事役に挑戦となる。加えて、周りから“鬼のようだ”と恐れられている警視庁捜査一課警部・鬼塚純平役で本宮泰風、警視庁捜査一課刑事・前田敦役で木戸邑弥が出演する。

また、ビジュアルも公開。これまで『ゼロ係』のビジュアルといえば、毎シーズン恒例・黄色いテープにぐるぐる巻きにされた冬彦が印象的だったが、今回はガラッと雰囲気を変えたビジュアルとなった。一見、刑事ドラマのようにかっこよく銃を持っているが、よく見るとゼロ係メンバーが持っているのは水鉄砲で、キャッチコピーの「はみ出し者には、武器がある。」を表現している。さらにこれまでいちご、スイカ、唐辛子、トマト、サツマイモと、赤い食べ物がトレードマークの冬彦だったが、今回はベビーキャロット(人参)柄で、いたるところに人参が散りばめられたキャロットファッションに身を包む。

石田明(NON STYLE) コメント

とても素敵なドラマに出させていただいて光栄です。僕の演じる夏彦は、スイーツと黄緑色をこよなく愛するナルシスト。本当に捜査一課にいたのか疑問に思うくらい、ゼロ係に馴染んでいることに自分だけが気づいていない。なんとも可愛らしいキャラクターです。文平(戸塚純貴)よりは上でいたいと必死なところも注目してください。ちなみにナルシストなところは、相方を見て研究しています。
ゼロ係の撮影はめちゃくちゃ和気あいあいとしていて最高です。こんなにすぐに受け入れてくれるのかと驚きました。そして皆さんのアドリブが楽しい。なんかずっとヘラヘラしてしまっています。キャラが強いみなさんに埋もれないようがんばります。
視聴者のみなさんが大好きなあの空気感。あの空気を壊さないのはもちろんのこと、さらに好きになってもらえるようがんばります。そして楽しみます。

中山美穂 コメント

お話をいただいた時は、私でいいのかな? と思いました。
私が演じる保科玲は、非常にクールな役で、謎も多く、回を追うごとにどんどん分かってくることがあるのかなと思います。私自身まだ知らないのですが…(笑)。
撮影現場の雰囲気がすごくいいので、このまま乗り切れたらいいなと思っています。小泉孝太郎さんとは、過去に2回共演していて、2回とも弟役でした。今回もある意味、姉弟じゃないですけど、ちょっと弟っぽい感じがするので、懐かしいですね。
今回初めて刑事役を演じるのですが、実感がまだないんですよね。それらしく見えていたら嬉しいです。「ゼロ係」のメンバーになりたい! という気持ちもありましたが、まずは捜査一課の管理官として役割を全うしていきたいと思います。