コアラスリープジャパンは、3月19日の「世界睡眠デー」に先立ち、 睡眠啓発の一環として全国の16歳から69歳の1,000名を対象に、「新型コロナ禍における睡眠」をテーマにした調査を実施した。同調査は、2021年3月4日から3月5日の期間、インターネット調査にて行われたもの。
在宅勤務や在宅学習の増加による「ON」と「OFF」の切り替えについての調査では、会社員・会社経営者、主婦・主夫、パート・アルバイトや高校生の「『ON』と『OFF』の切り替えができていない」が7.6%に対して、専門学生・短大生・高専生・大学生・大学院生は21.8%と多く回答。さらに、専門学生・短大生・高専生・大学生・大学院生は「イライラする機会が増加した」(21.8%)、「頭痛を感じる機会が増えた」(19.9%)の回答が多く、メンタル面、体調面においてストレスを感じていることがうかがえる結果に。また、「夜更かしをするようになった」では、学生以外が11.6%なのに対し、学生全体は46.5%と増加傾向にあった。
一方で、外出自粛に伴う接待や外飲みが減少した結果、会社役員の9.1%、会社員の8.4%が1年前に比べて早く寝る習慣ができたとしているほか、会社役員、会社員共に5.0%が早く起きる習慣ができたと回答した。また、在宅勤務に伴い新たに習慣化した行為では、在宅勤務経験者のうち28.6%が「昼寝」や「仮眠」が習慣化したと回答している。