お笑いコンビのバナナマンが3日、都内で行われたBS民放5局の共同制作特番『BS5局番組 バナナマンの「BSは」ササルTVズブズブスペシャル!』(20日 13:00~21:00)のオンライン記者会見に出席した。

  • 左から斎藤ちはるアナウンサー、バナナマン設楽統、日村勇紀

BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSテレ東、BSフジが、局の垣根を越えて共同制作するこの番組は、「食」「アウトドア」「報道」「旅」「DEEP」と、5局がそれぞれテーマを1つ設定、8時間にわたって各局を生放送でリレーし、過去の出演者の中から選出した「ささりびと」を披露していく。最後は、5局同時生放送によるグランドフィナーレで“ささりびと大賞”を決定する。

8時間の生放送という長丁場に、設楽統が「恐怖でしかないです。生でそんなぶっ続けってなると、2人ともお腹弱いからトイレとか大丈夫かなって。ご飯も食べられるのかな」と不安を口にすると、日村勇紀も「そのへんちゃんとしたいタイプなんですよね」と同調。

会見では、乃木坂46の元メンバーで、テレビ朝日の斎藤ちはるアナウンサー司会のもと、各ブロックのラインナップを確認していく。最初の「食」ブロックでは、設楽が「ここで食べさせてくれるのかな? でもいきなりお腹いっぱいになるとなぁ……食は真ん中くらいにしてくれたほうが」とやはり食事の心配を。「アウトドア」のブロックでは、日村が「全国を走りたい。今アウトドア流行ってるしやってみたい気持ちはずっとある」とキャンピングカーへの憧れを明かした。

続いて「報道」のブロックになると、「一番心配」「真面目な時間を90分やるのは我々も大変だよね」「すげぇ黙っちゃうかも」と、2人そろって率直に不安を吐露しつつも、日村は「普段聞けないようなこととか聞けるかもしれないよね。楽しみではあるんだよね」と前向きな思いも口にした。そして、出演メンバーにパックンがいることを確認すると「パックン頼みだよね」「ライブとか一緒に出てたからね。パックンがいてよかった」と安堵の表情。

「旅」のブロックでは設楽が、出演者の林家たい平と同じ埼玉県秩父出身であることを語る。西武鉄道の駅員として働いていたにもかかわらず、今も西武鉄道のCMが来ないことに不満を感じている設楽だったが、「たい平さんが『新 鉄道・絶景の旅』やってるからか」と、たい平のCM出演に納得。日村は「義理の母が、『友近・礼二の妄想トレイン』を一番と言っていいくらい好きって言ってたから楽しみ」と話した。

「DEEP」のブロックでは設楽が「BSの番組ってもともとディープだと思ってたのに、こんなテーマがあるんだ」と驚き、個性豊かなラインナップに収拾がつくのか心配な様子。「岡田さんがクイズ形式にしてまとめてくれるのかな」と『クイズ! 脳ベルSHOW』から出演するますだおかだ・岡田圭右に期待を寄せる。ラインナップを見て日村は「アンガールズの『突撃! 隣のスゴイ家』見てるんだけど面白いんだよね」と、設楽は「『ぶらぶら美術・博物館』すごくいいよね。大人の番組。山田五郎さんがおぎやはぎを呼び捨てにする、分かり合ってる関係がすごく好き」とそれぞれが好きな番組を挙げた。

最後に「最近ささった人物や物事」を聞かれると、設楽は「斎藤ちはるアナ」と回答。バナナマンは乃木坂46のデビュー時から長年番組で共演していたが、テレ朝に入社した斎藤アナと一緒に仕事をするのは初めて。「だから今回も楽しみで。ちゃんとアナウンサーとして頑張ってるなって。立派になってうれしいですよ」と感慨深げ。斎藤アナも「(今でも)お兄ちゃんだと思ってる」と明かし、「うれしいです」と頭を下げた。