映画『新 デコトラのシュウ 鷲』(公開中)の大ヒットよろしく舞台挨拶が23日に都内で行われ、哀川翔、剛力彩芽、新羅慎二(若旦那)、勝俣州和、柳沢慎吾が登場した。
同作はデコレーショントラック(デコトラ)の運転手達の人情を描いたシリーズの12年ぶりの新作。デコトラのイベント会場で鷲一郎(哀川翔)と欽太(柳沢慎吾)率いる浅草メンバーと、龍太(水野勝/BOYS AND MEN)たち不良トラッカーチームとのダンスバトルや、鷲一郎と演歌歌手・すずめ(剛力彩芽)の恋愛模様などが展開される。
「人を助けた、助けられたというエピソードは?」というトークテーマでは、哀川が「熊本に行った時に、白川水源できれいな水をずっと見ていて、近くに親子連れがいるなと感じてたら、しばらくしてちゃぽんって音がしたのよ。どうしたのかなと思ったら子供が落ちてるんだよね」と驚きのエピソード。哀川が「お母さんとかもいなくて、ぐぐって沈んでったのが見えた。ぎゅっとあがってきたときに手をつかんであげたら軽く上がったんだよね。出してあげたらお母さんが戻ってきて。誰もいなかったら大変よ。すごい深いからね」と振り返り、「たまたまいてよかったな。お母さんが慌てて来て、助けたけど、当然のことだという感じ」と話すと、キャスト陣も驚いていた。
また柳沢は「助けられたなと思うのは、いろんなことありますけど、マスコミ関係者の皆さん、報道関係者の皆さんに助けられてるな」と語り、「書いといて! ワープロワープロ!」という言葉に取材陣も「ワープロ!?」とざわつく。剛力は「マネージャーとタクシーに乗る機会があって『遠出をするから忘れ物しないかなあ』という話をしてたんです。目的地についてちょっと経ったら『ちょっと電話かけてもらえますか? 僕、タクシーに携帯忘れました』と言って、急いで電話かけたら運転手さんも気づいてくれて、無事その日のうちに返ってきました」と、自分のマネージャーを助けたという。
湘南乃風の若旦那として活躍する新羅は、同作の共演者でもあるBOYS AND MEN 水野との話を明かす。新羅は「水野くんと初めて会って待機してる時、いきなり『曲を作ってください』とお願いされて。僕も女装で一生懸命芝居に入ってる中で、『いいわよ』って」と役のままで答えた様子。勝俣は公園で犬に逃げられたおばあさんを助けたエピソードを披露していた。