俳優の坂口健太郎が主演するカンテレ・フジテレビ系スペシャルドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班 スペシャル』が、3月30日(21:30~23:18)に放送されることが決まった。
今作は、謎の無線機が“現在”と“過去”の2人の刑事をつなぎ、さまざまな未解決事件を解決していく連続ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』(18年)の続編。“現在”を生きる刑事・三枝健人を坂口が演じ、北村一輝が演じる“過去”を生きる熱血刑事・大山剛志と再びタッグを組む。
物語は、連ドラ最終回の直後からはじまり、それから2年後の2020年に舞台を移す。「20年前に自殺したはずの恋人を探してほしい」と、最愛の人を追い求める男の事件を追う。今回は、原作の韓国ドラマ『シグナル』の中でも特に人気が高かったストーリーを映像化する。
坂口は「原作である韓国版『シグナル』の大ファンだったので、原作にはあるけど日本版では触れていなかった良いストーリーをまたできるというのは楽しみ」とコメント。撮影については「今回は、坂口健太郎としてその後の時間を経て、経験を積んだ上での三枝健人になっている」と、連ドラから3年を経て、自らの成長に自信をのぞかせ、「物語がとても優れていますから、“はじめて『シグナル』に触れる”という人にも、映像を通して健人と大山の生き様が伝わってほしい。ご期待ください」とアピールした。
また、北村は「また同じキャスト・スタッフの皆さんと仕事ができることを楽しみに思いました」、吉瀬美智子は「連ドラの終わりかたが「次、あるな」という感じがしていましたので、驚きではなく『この日がやっと来た。また美咲になれるんだ』といううれしい思いに駆られました」、木村祐一は「『待ってました!』という感じでしたね。レギュラーの頃から『やったらええのに』って皆で冗談めかしながら言ってて、それが本当になったというのはうれしい」、池田鉄洋は「『その手があったか』っていう感じですかね」と、それぞれ語っている。
そして、ドラマのポスタービジュアルが一部公開。健人が無線機を持ってこちらを見つめる姿が印象的なこのポスターは、“現在”と“過去”という別の時代を生きるドラマのコンセプトをベースに制作。健人と、未解決捜査班の班長・桜井美咲(吉瀬)が、時空を超えて大山とつながっているようなデザインに「過去を変えろ 未来を救え」という作品のメッセージが加えられている。この言葉は、連ドラのときから健人と大山が、互いを信じて励まし合ってきた2人の大切なメッセージだ。