桜井日奈子「笑い方が気持ち悪いって気づいた」コメディ芝居に生きる

女優の桜井日奈子と俳優の神尾楓珠が2日、Huluオリジナルドラマ『マイルノビッチ』(12日配信スタート、毎週金曜最新話更新 ※全8話)の生配信イベントに登場した。

桜井日奈子(左)と神尾楓珠

佐藤ざくり氏の同名漫画をドラマ化する今作。地味でモテないキノコ頭の女子高校生・木下まいる(桜井)が、ズバ抜けたメイクの腕前を誇るイケメン救世主・熊田天佑(神尾)のプロデュースでみるみるキュートな女の子に変身し、“本当の愛”を見つけるまでを描いていく。

今回共演し、互いの“変なところ”を聞かれるも、神尾は桜井について「しっかりしてる印象しかないんですよ」と見つからない様子。そこで本人に聞いてみると、「私、笑い方が気持ち悪いんだって最近気づいた」と、まさかの回答が飛び出した。

桜井は「お笑い芸人のニューヨークさんに、バラエティでご一緒したときに、『笑い方キモいですよ』って言われて、ハッ!として」と認識したそう。だが、それが今回の作品のコメディ要素に「自然と生きてたと思います!」とプラスに作用したようだ。

『マイルノビッチ』より

劇中では、神尾が桜井にメイクをするシーンも。神尾は「何の知識もなかったので、自分にすらやったことないのに、人にやらなきゃいけないというのが、めちゃくちゃ難しかったですね」と振り返った上で、「めちゃくちゃ緊張しました。“岡山の奇跡”ですからね」と桜井のキャッチフレーズに触れると、本人は「いやもう本当に、ねえ!」と赤面していた。

最後に今作の見どころについて、神尾は「まいるの姿を見てるだけでも前向きな気持になれますし、それに加えて僕が演じた天佑がまいるにアドバイスするときに、その言葉を聞いて見てる人たちを後押しできたらいいなと思います」とコメント。

桜井は「ダメダメなまいるが話数を重ねるにつれて、どんどん人と関係することに勇気を持って成長していく姿に、見てる方にも勇気をもらっていただけたらなと思います。何か自分がかわるきっかけになる作品になれたらうれしいです」と呼びかけた。