エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォームは1月25日、「通信デバイスのデータ使用に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2020年12月26日～2021年1月5日、東京都・大阪府・福岡県の15歳～59歳の男女300名を対象にWEBアンケート方式で行われた。
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コロナ以降(2020年3月以降)、スマートフォンやPC・タブレットでの動画視聴サービス(hulu、Netflixなど)/ 動画配信サービス(YouTube、TikTokなど)の利用頻度は増えましたか？
2020年３月のコロナ以降、動画視聴サービス(hulu、Netflixなど)や動画配信サービス(YouTube、TikTokなど)を視聴する頻度が増えたか聞いたところ、性年代に関わらず増加傾向となっており、全体の62.4%が「増えた」と回答。中でも、「とても増えた」と回答した割合が高かったのは、10代男性で33.3%だった。
また、視聴だけではなく配信経験(カラオケやゲームの実況、声だけのライブ配信など、顔などは映らずシェアできるものを含む)の有無に関しても聞いたところ、全体の31.9%が自分で配信していることが明らかに。その割合は、年代が高くなるに連れ低下傾向にあるものの、50代でも４人に1人(24.5%)が、最も高い10代女性では２人に1人(50.0%)が配信するなど、コロナ禍において、動画視聴だけでなく、自ら配信する人も増加傾向にあることがわかった。
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これまでに、スマートフォンでフリーWi-Fi(コンビニやカフェなど公共の場所において、誰でも利用できるように無料で提供・開放されている 無線LANサービス)を活用したことがありますか？/外出時、フリーWi-Fiをつなぐことに不安を感じたことはありますか？
動画視聴や配信にはかなり多くのデータ通信料がかかるが、外出時にフリーWi-Fiを活用している、という方も多いだろう。次に、フリーWi-Fiの利用経験について尋ねたところ、全体の約8割に利用経験があることが判明。性年代別にみると、10代女性が最も高く、「とても活用 している・活用している・時々活用している」を合わせた割合は91.1%に達し、50代男女でも71.7%と高い数値を示す結果に。
一方、「外出時、フリーWi-Fiをつなぐことに不安を感じたことはありますか?」と聞いたところ、70%が「ある」と回答。データ通信料を節約するためフリーWi-Fiを使う人が多い一方で、７割の人が接続に不安を感じていることがわかった。
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フリーWi-Fiをつなぐ際、困ったことについて教えてください。(全体・10代)
そこで、フリーWi-Fiをつなぐことにどういった不安があるのかを聞くと、「セキュリティ面の心配」(57.0%)や「弱い電波ばかりにつながってしまう」(37.7%)という意見が多くを占めた。
また、20代では「接続しようとするとメールアドレス等を登録しなければならず抵抗がある」や「接続の方法が分からない」という回答もある一方で、10代ではこのようなフリーWi-Fiの利用を躊躇する悩みは低く、セキュリティ面やアドレス登録よりも、「弱い電波ばかりにつながってしまう」(53.3%)など、通信速度や通信品質につながるような困りごとに回答が集中する結果となった。
