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キャリアアップしたい、営業成績を上げたい……そんな思いで自己啓発本を読んだり、ビジネススクールに通ったりしている人もいるかもしれません。

しかし意外や意外、今は外資系金融の管理職として活躍しているワカさんのキャリアの原点となった一冊は"ある小説"でした。

アラサーの頃は、凄い人になりたくて、能力開発に1000万以上つぎ込み、自己啓発本を読み漁った。小説なんて時間の無駄だと思っていた。ある日1億円プレーヤー女性に「黒革の手帖」を勧められ読んだ。人間の機微を捉えた情景が浮かぶ話し方を覚え始め、営業成績は2倍以上になった。今のキャリアの原点。(@wakaneeeより引用)

このツイートを見た人からは「読んでみます!」「何がきっかけになるかは分からないですよね」「私も最近は、とくにコミュニケーションや人間理解においては小説やエッセイのほうが俄然参考になるよなと思い、移行し始めました」「たぶん、小手先の話でなく、料亭の女将が財政界の大物を相手にするときの、心構えとか、振る舞い、気遣い、心配り、そういう話ですね?」といったコメントが寄せられていました。

ワカさんにお話を伺うと、黒革の手帖を勧めたのは、仲良くされていた同業他社の先輩なんだとか。「伸び悩んでいることを伝えた時に、小説とか読んでる?ワカには黒革の手帖とか良いと思うよ!とすすめてもらいました」とその経緯を語ってくださいました。

このツイートが話題になっていることについてワカさんは「みんな『凄い人』になりたくて他人と比較したり悩んだり真面目に正面から向き合ったりしているんだろうなぁ、だから小説という、別の角度からの視点がウケたのかな?と思いました。みんなが色んなポイントで自尊心を高め、自分の仕事を頑張るきっかけになれば、嬉しいです」とコメントされています。

たまには視点を変えて、この週末は小説を読んでみる、というのもいいかもしれませんね。