女優の安倍乙、奥山かずさが東映が2月14日より配信開始となる『麻雀宝湯記(まーじゃんほうとうき) 石和の亀篇・伊東の黒豹篇』でダブル主演を務めることが28日、わかった。温泉地を舞台に極悪雀士に立ち向かう物語で、闘牌の合間には2人の温泉入浴シーンも堪能できる完全オリジナルの“お色気旅情闘牌コメディドラマ”にとなっている。
2017年に秋元康プロデュース「劇団4ドル50セント」に入団し、女優のほか『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)などバラエティータレントとしても開花した安倍と、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』でヒロインを演じ注目され、昨年4本の連続ドラマに出演する活躍をみせた奥山。2人は本作で初主演を飾り、麻雀デビューも果たす。
安倍が演じるのは、実家の銭湯を守るため全国の温泉宿を根城にする極悪雀士集団「如月会」に戦いを挑む、女子高生の真白(ましろ)。真白は温泉に浸かると麻雀が強くなる特殊能力があり、決め台詞は「火照ってきたぁああああああ!!!」。勝負服は浴衣となる。安倍は「私が演じる真白は抜けている部分が多く天然な子ですが、温泉に入ると性格が男前になって麻雀も上手くなります。対局シーンの迫力がすごいので、奥山さん演じるチー子さんとのチームプレイをぜひお楽しみください!」とアピールする。
奥山は真白の父である難波飛龍のお引き(アシスト役)だったチー子に扮する。勝負服はチャイナドレスだ。真白との出会いは最悪だったが、「如月会」との戦いを重ねる内にバディとして絆を育んでいく。奥山は「私は麻雀をやったことがなかったので、このドラマのお話を頂いた時、正直不安もありました」としつつ、「新しいことにチャレンジするのは大好きだし、何よりチー子は私にとても似ているので、楽しみながら撮影に臨むことができました。麻雀シーンはもちろん、真白とチー子の掛け合いも面白いし、温泉シーンも…とにかく見どころがたくさんあります!」とコメントを寄せた。
そのほか、真白の父親でチー子の師匠でもあり、「如月会」に囚われている難波飛龍役の高橋和也、手牌を“覗き見る能力”で真白たちを苦しめる出歯亀役を不破万作、妖艶な敵・黒豹役で自身もプロ並みの雀力を持つ及川奈央が出演することも明らかに。監督は深夜ドラマ『100万円の女たち』などの原廣利、脚本はドラマ『日本ボロ宿紀行』『純喫茶に恋して』のたかせしゅうほう。麻雀監修はマンガ『ぎゅわんぶらあ自己中心派』『打姫オバカミーコ』の片山まさゆき氏が担当する。
本作は、東映による配信向け新ブランド「Xstream46」作品。バイオレンス・ギャンブル・エロ・ホラーなど刺激的なジャンルの配信番組を届けるブランドで、『麻雀宝湯記』は坂口拓主演の『暴力無双 -サブリミナル・ウォー-』に続く第2弾作品となる。
なお、配信サイト一覧は下記のとおり(配信時期は各種配信事業社にて異なる)。
MIRAIL(ミレール)、iTunes Store、Google Play、YouTube(有料)、Amazonプライム・ビデオ、RakutenTV、ビデオマーケット、GYAO!ストア、DMM.com、J:COMオンデマンド、TELASA、ひかりTV、クランクイン!ビデオ、TSUTAYA TV、ニコニコチャンネル、dTV、東映特撮ファンクラブ(月額会員のみ)、Paravi、milplus、music.jp
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