女優の小芝風花、俳優の工藤阿須加、加藤清史郎がこのほど、テレビ朝日系ドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』(23日スタート、毎週土曜 23:00~)の配信トークイベントに出席し、それぞれの印象や撮影でのエピソードなどについて語った。

  • 左から工藤阿須加、小芝風花、加藤清史郎=テレビ朝日提供

このトークイベントは、3人が自身の役の説明や意気込みを語るところからスタート。小芝が「ぬいぐるみや植物の気持ちがわかったり、会話ができたりする、ちょっと変わった感覚を持った女の子を演じさせていただきます」と演じる萌子美について説明すると、萌子美の兄を演じる工藤は「僕が演じる俊祐は花屋のスタッフや家族からも頼られ愛されていますが、実はまったく別の一面を持っていて、そのことが物語に大きく影響していきます。爽やかでいい人だと思われていた俊祐がどう変化するのか楽しんでいただきたいです」とコメントした。

萌子美の恋の相手・岸田佑矢を演じる加藤は「佑矢はデリバリーのアルバイトをしながら役者を目指している爽やかな青年です。萌子美さんからも好意を寄せられる佑矢をとにかく頑張って爽やかに演じたいと思います」と意気込み。

小芝と工藤は5年ほど前、夫婦役を演じたことがあり、今回の共演に小芝は「兄妹役なんだ!」と思わず笑ってしまったことを告白。一方、初共演となる加藤については、現場で監督から爽やかさを求められるたび、困った表情を浮かべているのに驚かされたとのことだ。

工藤も、加藤について「空き時間に話をすると、すごく誠実で、礼儀正しくて、まっすぐで、人の目を見て会話をしてくれるので、役にピッタリ」と太鼓判を押したことを受けて、加藤は「励みになります」と言いつつ赤面。小芝と工藤からの「かわいい」との言葉にさらに照れていた。

冬の撮影を振り返り、小芝が「両手にそれぞれ持って、上半身に4つ、下半身4つの計10カイロを張って頑張っています!」と明かすと、工藤は花屋のシーンでシャツ1枚でいることが多いそうで、「アウターを着たい!」との切実な願いを吐露。加藤も、自転車に乗っているシーンが多いため、強い北風が天敵で、「できればリハーサルでつけているフェイスガードを本番でも付けたいくらいです」と思わず本音を漏らした。

3人が今年の抱負をフリップに書いて披露するコーナーで、小芝は「マイペースに1歩ずつ」と書き、「今年年女で、『年女だからこうしたい』って言うより、ゆっくり1歩ずつ前に進んでいけたら。マイペースにゆっくりと」と抱負を述べた。

小芝のそんな言葉に対して、工藤が意外と牛は早く走ると告げると、「必要なときは小走りします!」と付け加えた。

続く工藤はシンプルに「健康」の2文字で、「何を始めるにしても、何を継続して続けるにしても健康でないと難しいです。健康であることが一番で、こういう状況も続いていますし、心身ともに健康でいたいと思っています」と文字に込めた思いを。加藤はフリップに「早寝早起き」と書き、またしても小芝と工藤に「かわいい」と言われていた。

他にも、視聴者からの質問に答えるコーナーや「意思疎通ゲーム」、スクショタイムを実施。このイベントの模様は、19日(21:00~)からYouTubeテレビ朝日チャンネル、テレビ朝日LINE公式アカウント、TELASA、ABEMA、ABEMAYouTubeチャンネルで配信される。

小芝が、数々のヒットヒューマンドラマを手がけてきた脚本家の橋部敦子氏と初タッグを組む同ドラマ。初めてのデリケートな感情を持つ役柄で、新境地に挑む。主人公・清水萌子美(小芝)は、ヌイグルミや石や植物など、感情を持たないとされているモノの気持ちがわかってしまうという繊細な“感覚”の持ち主。工藤は、自分の殻に閉じこもりがちな萌子美を心配する兄・俊祐を、加藤が萌子美の淡い恋の相手・岸田佑矢役をそれぞれ演じる。