女優の恒松祐里が、Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』シーズン2(2021年配信)の新ヒロイン・乃木真梨子役に決定したことが12日、明らかになった。
山田孝之を主演に迎え、“放送禁止のパイオニア”として時代の寵児となった村西とおると仲間たちの狂乱を描いた『全裸監督』。2019年8月に全世界独占配信されるや否や、キャスト陣の渾身の熱演と痛快なストーリーで一大旋風を巻き起こした。
シーズン1で黒木香という運命の女性と出会い、文字通り“全裸監督”として一世を風靡した村西とおるだったが、シーズン2では新たな運命の女性となる乃木真梨子が登場する。頂点に上り詰めたことで少しずつ関係が変化する村西と黒木の前に現れ、村西の新たな創作を刺激する新たなヒロイン・乃木真梨子を演じるのは、子役として様々な作品に出演し、近年では映画『凪待ち』(19)、『アイネクライネナハトムジーク』(19)、『スパイの妻』(20)、そして2021年度前期放送の連続テレビ小説『おかえりモネ』など話題の作品への出演で注目されている恒松祐里に決定した。
恒松は「オファーを頂いた時は本当に驚き、沢山悩みました。でも怖いとか逃げたいよりも、やりたい。逃したく無い。が勝ちました。山田さんとお芝居が出来て、素敵なスタッフさん達に撮ってもらえて、ナイスな二人の監督に『はい、オッケー!』と言ってもらえて。。本当に楽しかったです!」と本作へ参加するにあたっての葛藤と、それを超える女優としての決意を語っている。
そして、そんな恒松の覚悟と演技について総監督の武正晴氏は「撮影当初、不安を抱えていただろう、当然だ。それが役にマッチしていた。時間が経つにつれ、自信と確信に変わっていく。是非とも観ていただきたい。恒松祐里の挑戦は『全裸監督』の真骨頂である」と太鼓判を押した。
シーズン1ではまさに“裸一貫”から業界の風雲児となった村西とおると仲間たちが、続編では一体どんな衝撃を見せるのか。
■恒松祐里(乃木真梨子役)コメント
私が演じる乃木真梨子は美容部員から「全裸監督」の世界に飛び込む役どころです。
実際、私も「全裸監督」に飛び込むことは大きな挑戦でした。
オファーを頂いた時は本当に驚き、沢山悩みました。
でも怖いとか逃げたいよりも、やりたい。逃したく無い。が勝ちました。
私の役は「全裸監督」にしては珍しく普通で個性を出しにくいキャラクターです。
最初はどんなに考えても、他の役より味付けが足りない気がして焦っていました。
前作の人たちはみんなどこか飛び抜けていたし、私もそうなるべきだと思ったからです。でも違いました。
何も無い真っ白な状態が今回の役の個性だったんです。
それに気が付いてからは私は私なりに。
余計なものは何も纏わず、演じればいいんだと思って挑みました。
チャンスと思って飛び込んだ現場。
山田さんとお芝居が出来て、素敵なスタッフさん達に撮ってもらえて、ナイスな二人の監督に「はい、オッケー!」と言ってもらえて。。
本当に楽しかったです!
今は何より「全裸監督」に関われたことを幸せに思っています。
■武正晴 総監督コメント
「私、やりますよ」と最初に会った時の彼女の言い方が素敵だった。
言いきったなと。
忘れない。期待しかなかった。
撮影当初、不安を抱えていただろう、当然だ。
それが役にマッチしていた。時間が経つにつれ、自信と確信に変わっていく。
長い撮影期間を見事に彼女は乗り切った。
是非とも観ていただきたい。
恒松祐里の挑戦は「全裸監督」の真骨頂である。