オガワナホのいろいろ子そだて記「犬とベビーとの暮らし」

ベビーがやってくる1年ほど前、保護犬を迎えました。先代犬が亡くなり、犬のいない生活がさびしくてしかたがなくて1年ほどたった頃に、保護犬団体からシュナウザーミックスの男の子を譲り受けました。モノクロカラーの犬だったので、名前はモノ。シェルターのドッグランで育ったので、外に散歩にいったことがなく、首輪やリードに緊張して固まってしまうほど怖がりな子でした。我が家にやってきて、散歩も大好きになり、わたしたちとの暮らしにも慣れてくれた頃、わたしの妊娠が判明。知ってか知らずか、いつも隣にきておなかに寄り添ってくれるようになりました。妊娠後期には大きなおなかに頭をのせて目をつむってリラックスするようになり、中のベビーの存在がわかっているかのようでした。

さすがに新生児だと犬になめられたりするのは不安なので、少し高さのある籐のゆりかごを準備しました。退院後、はじめてベビーをつれて帰るときには不安がありましたが、わたしたちをみて大喜び。だっこしている小さな生き物は何だ?と不思議そうに、鼻をクンクンし匂いをかいで、しっぽをふりふり。顔をぺろぺろしそうな勢い。その様子にほっとしました。が、熱烈歓迎すぎて、ゆりかごのまわりにはバリケードが設置されました(笑)。