関西ジャニーズJr.内のユニット・なにわ男子の道枝駿佑が、TOKIOの長瀬智也が主演を務めるTBS系金曜ドラマ『俺の家の話』(2021年1月22日スタート、毎週金曜22:00~)に出演することが28日、明らかになった。TBSドラマ初出演、そして、ジャニーズの大先輩・長瀬智也と初共演となる。
同局の連続ドラマでは11年ぶりとなる長瀬×脚本家・宮藤官九郎のタッグで描くのは、濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ。長瀬演じるピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパーを巻き込んで介護と遺産相続を巡る激しいバトルを繰り広げるストーリーだ。
このたび、なにわ男子・道枝駿佑の出演が決定。2017年に放送された『母になる』(日本テレビ)で初の連続ドラマ出演を果たして以来、映像作品への出演を重ねてきた道枝。木村拓哉主演のドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日)や、V6・井ノ原快彦主演映画『461個のおべんとう』(2020年公開)にも出演し、ジャニーズ事務所の先輩たちからお墨付きをもらうほどの演技力を発揮してきた。
初の宮藤官九郎作品となる道枝の役どころは、長瀬演じる観山寿一の甥っ子・長田大州(おさだ・だいす)。母親役は江口のり子、父親役はロバート・秋山竜次と、個性派揃いのメンバーに囲まれる道枝。これまで数多くの宮藤官九郎作品に出演してきた長瀬と、多くの先輩俳優を虜にしてきた道枝との演技合戦にも注目だ。
道枝は、長瀬との初共演に「最初はワイルドでクールな方だと思ってましたが、クールな一面もありながら、すごく優しい方でした。現場を引っ張っている姿をみて、すごくかっこいいなと思いました。また現場でも優しく話しかけてくださり、その背中を見て自分も勉強していきたいです。演技に関しても、これから吸収できるところは吸収していきたいです」とコメント。
「映画『土竜の唄』や、ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』など数多くの話題の作品の脚本に携わられた宮藤さんの作品に自分が出演できることが本当にうれしく、ワクワクしております」と宮藤官九郎作品作品への初出演も喜んでいる。
母親役の江口と父親役の秋山との共演については「お母さん役の江口さんは同じ関西出身なので、話していると関西弁が自然とでてきてすごく会話が弾みましたし、ずっとテレビで観てきた方なのでお会いできて光栄です。接しやすいので本当のお母さんのように自然と演技に入っていけました。お父さん役のロバート秋山さんのネタはよく観ています。自称ラッパー兼ラーメン店経営者の息子役なので、自分もラップを極めて本当の親子のようになりきれればと思います」と語る。
そして、「家族の一人ひとりのキャラが本当に際立ったホームドラマで、しかも能楽とプロレスも題材にしており、もう1つ新しいジャンルのドラマが生まれたのではないかと思います。金曜よる10時はこのドラマを楽しみに3カ月間、毎日お仕事、学校を頑張っていただければと思います。よろしくお願いいたします」と視聴者にメッセージを寄せた。
チーフプロデューサー・磯山晶氏は「昨年、なにわ男子の大阪公演を見て、道枝くんのオーラに圧倒されて今回オファーしました。今までも長瀬くんのドラマで長瀬くんの背中を見て成長した若手は、たくさんいると思います。道枝くんもその道を通って、スターになる逸材だと確信しています。飄々としているが実は熱い思いを持っているという大洲役にご期待ください」と起用理由を説明した。
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