1年間の労をねぎらう場でもあり、従業員同士の親睦を図る場でもある「忘年会」。「1年間やりとげた!」という実感はお酒を何倍もおいしくすることだろう。もうすぐお正月休みという解放感もあり、ついつい飲みすぎてしまった人も多いのではないだろうか。反対に同僚や上司の派手な酔いっぷりにドン引きした人もいるかもしれない。

そこで今回はマイナビニュース会員503人を対象に、「忘年会での失敗エピソード」「周りの行動で迷惑に感じたこと」についてアンケート。自身のお酒での失敗はもちろん、任された幹事での失敗、もうこりごりの同僚・上司の迷惑エピソードまで一挙公開しよう。

  • やっちまった! 忘年会での失敗エピソードは?

    やっちまった! 忘年会での失敗エピソードは?

■やっちまった!「自分が飲みすぎて失敗篇」

男性/57歳/大阪府「以前、酔って鍋に靴下を入れたことがある」

男性/50歳/愛知県「忘年会で飲みすぎて調子に乗ってお金を使い過ぎ、帰りの電車賃が無くなり40キロぐらい歩いて帰った」

男性/32歳/千葉県「社会人1年目の忘年会で一発芸をやらされて滑り倒した」

男性/60歳/千葉県「目が覚めたら知らないマンションのゴミ置き場だった」

女性/56歳/埼玉県「飲み潰れて店のテーブル下で転がっていたのに気づかれず、片付けている店員に発見された」

男性/57歳/東京都「新入りの当時は皆さんの持ち歌が分からなかったので、被りそうもない曲を選んだら場が冷めてしまいました」

■ドン引き……「他人の飲みすぎエピソード篇」

男性/47歳/埼玉県「毎年、皆んなお酒を飲みすぎて同僚同士で喧嘩になったり、仲間、友人同士で喧嘩になったりして面倒くさくなることもあります」

男性/40歳/埼玉県「一人が調子に乗って飲みまくった結果、急性アルコール中毒になって救急車で運ばれた。みんなストレスが溜まっているので、しょうがないことだと思っていますね……(笑)」

女性/47歳/石川県「飲めば無礼講と勘違いしている人も多く、セクハラ、アルハラの嵐。トラウマになって出席しないようになった」

男性/50歳/栃木県「上司が酔いすぎて暴れ出して警察を呼ぶはめになった」

男性/44歳/兵庫県「同僚が酔っ払って、お店の皿やコップを投げて割った」

■勘弁して!「忘年会で迷惑だったこと篇」

女性/46歳/千葉県「おちょこの回し飲みをさせられるのは嫌」

男性/48歳/長崎県「忘年会の翌日から業務に支障をきたす飲み方をする方がいます。これは注意して欲しいと思う」

女性/64歳/秋田県「真面目そうな上司が体を密着させ触ってきてたまらなく嫌だった」

女性/59歳/東京都「酔っ払うと隣の人をバンバンたたく女性がいて、誰も隣に座りたがらず困った」

男性/36歳/広島県「酔っ払った上司が延々と皆に説教をしており、周りの空気も悪くなり楽しいはずの忘年会が台無しになった」

■幹事はつらいよ「幹事篇」

男性/60歳/東京都「個室ではなく、大部屋であったため周りのグループがとても騒がしく、幹事としてひんしゅくをかってしまった」

男性/35歳/千葉県「クレジットカード払いのときにお金が足りなくなった」

男性/50歳/宮城県「自分は接待されるほうだと思う上司がいると最悪」

男性/38歳/埼玉県「ビンゴ大会の商品を忘れてきて、迷惑をかけました」

男性/53歳/東京都「コースで予約したのに、それ以外の追加注文をする迷惑な同僚がいた」

男性/51歳/東京都「幹事の仕事ばかりで自分は全く飲めない」


忘年会での失敗エピソード、いかがだったろうか。羽目を外して飲みすぎてしまった人の中には、ゴミ捨て場で目覚めたという漫画やドラマにありそうなエピソードも。多かったのは、終電を逃した、電車の中で寝てしまい終点まで行ってしまった人だ。厳寒の中、何時間もかけて帰宅した頃には、すっかり体も酔いも醒めてしまったのではなかろうか。また、場を盛り上げるべく張り切って行った芸が見事に滑ったという悲しいエピソードもあった。

お酒が入ると、隠れていた性格が顔を出すということもあるのだろうか、アルハラやセクハラに辟易したという声も多かった。こうした参加者の迷惑行動に対応する幹事の中には、「苦労ばっかりで自分は全然飲めない」というボヤキも。

今年はコロナ禍で忘年会を見送るケースも多くなっている。再び大勢で飲む機会が復活したときには、このような失敗で周囲に迷惑をかけないよう、心にとどめておきたいものだ。

調査時期 : 2020年12月14日
調査対象 : マイナビニュース会員
調査数 : 503人
調査方法 : インターネットログイン式アンケート