2020年は家にいる時間も増え、ネットを利用する時間が増えたという方も多いのではないでしょうか。現在ではウェブ上でショッピングを楽しめるサイトも一般的なものとなっています。
Amazonはその代表格です。大人気のAmazonですが、実は海外のAmazonも日本から利用することが可能なのです。同じ商品でも海外Amazonで購入した方が安い商品も数多くあり、お得にオンラインショッピングができます。 そんな海外Amazonの利用方法をご紹介します。
海外のAmazonがおすすめな理由
日本でもAmazonはサービスを展開しており、さまざまな商品を購入することができます。実際に日常的に使用しているという方も多いでしょう。それなのにどうしてわざわざ海外のAmazonを利用する必要があるのかという方もいらっしゃるかと思います。 そこで、本記事では海外Amazonのメリットやおすすめの理由などについてご紹介します。
大手のサイトだから信用できる
海外の通販サイトはいくつもあり、日本国内で利用できるものも少なくありません。しかし、海外サービスとなると日本のものと勝手が違うケースもあります。なので、利用するにしても不安を感じてしまうものです。 実際に利用方法がわからなかったり、トラブルに巻き込まれてしまったりといったリスクも決して少なくありません。
それに対して、Amazonは世界中でサービスを展開している大手サイトです。そのため、比較的安心して利用することができるのです。
国によってサービスの内容は異なっていますが、日本のAmazonと同様に保証サービスなどが利用できるケースもあり、より安心して利用することができます。
日本のAmazonと使い方が似ている
最近ではブラウザの翻訳機能なども充実したものとなっており、外国語のサイトであっても日本語に変換できるようになっています。このように言語の壁についてはクリアしやすくなってはいるものの、通販サイトとなればさまざまな手続きが必要となります。入力事項などを間違ってしまうと、商品が届かないといったトラブルの原因になるので注意が必要です。
Amazonであれば海外のものであっても日本サイトと使い方がとても似ています。日本のサービスを利用したことのある方であればスムーズに使いこなせるのも魅力のひとつでしょう。
日本への発送も時間がかからない
海外通販というと、商品が届くまでに時間がかかってしまうというイメージを抱いている方も多いかもしれません。事実、利用するサイトによっては商品が届くまでに数カ月かかってしまうというケースもあるようです。
Amazonであれば日本発送に対応している商品の場合、発送にもそれほど時間はかかりません。国内発送のものと比較すると多少の時間はかかりますが、それほど長く待たされることはありません。
送料が意外と安い
海外通販になると送料が気になるという方も多いかもしれません。どんなに安く商品を購入することができても、送料が高ければ意味がないですよね。
送料に関しては発送元の国や商品によって異なりますが、それほど大型の商品でなければ極端に送料が高いというわけではありません。 商品によっては輸入関税が必要なケースもありますが、それを考慮してもさまざまな商品を日本より安く購入することができるケースもあります。
アメリカのAmazon登録方法
世界各国でサービスを展開しているAmazonですが、商品数が多く日本からでも特に利用しやすいのがアメリカのものです。
Amazonはもともとアメリカではじまったサービスなので、それだけアイテム数も多く、日本に発送できる商品もかなり多いのでおすすめです。 そこで、本項ではアメリカ版の登録方法をご紹介します。
クレジットカードは必ず必要
まず大切な支払いについてです。クレジットカードは必ず必要となりますので用意しておきましょう。
日本で発行されたカードももちろん使用することができます。VISAやMasterCard、JCBなども使用可能です。
デビットカードも一部使用できるケースもあるようですが、基本的にクレジットカードを用意するのがおすすめです。
アカウントがすでにある方は国を切り替えるだけ
同じAmazonでも日本のAmazon(amazon.co.jp)とアメリカのAmazon(amazon.com)ではサービスの内容や利用方法は似ていながらも、基本的には別のサービスとなっています。そのため、日本のアカウントをそのまま利用することもできません。アメリカのAmazonを利用するためには、新たに専用のアカウントを作成する必要があります。
一度両方のアカウントを作成しておけば、切り替えはとても簡単できるので一度挑戦してみましょう。
新規登録の場合
それでは、新規登録の方法をご紹介します。 まずはamazon.comにアクセスしましょう。すると以下のような画面が表示されます。
基本的には日本のサイトと似ていますが、検索窓の横の国旗がアメリカのものになっています。Chromeの場合、自動的に日本語に変換されますので、英語が苦手な方でも心配は不要です。 アカウントの作成は右上にある「アカウントとリスト」から行います。
このような画面が表示されるので、下の「Amazonアカウントを作成する」をクリックしてください。
続いてこのような画面が表示されます。ここに名前やメールアドレスやパスワードなどを入力してアカウントを作成します。ここでも基本的に自動で日本語に変換されますので、迷ってしまうことはないでしょう。
入力したアドレス宛に確認番号が届くので、その番号を入力すればアカウントの作成は完了です。アカウントができれば、すぐにショッピングを楽しむことができます。
海外のAmazonでオンラインショッピング
それでは、アメリカ版Amazonの具体的な利用の仕方についてご紹介していきましょう。
日本から購入可能な商品
すべての商品を日本から購入できるわけではありません。設定で日本へ配達可能なものを選択しておくと、検索した際にも日本から購入できるものだけを選択できるようになります。
右上にある「配達する」をクリックするとこのような画面が出てきますので発送先として日本を選択しておきましょう。
商品の検索方法
商品の検索方法は基本的に日本のサービスと同様です。検索窓に商品名などを入力することによって、商品がヒットします。
ジャンル選択や検索窓の位置など日本版のサービスと同様なので、それほど迷うことはないでしょう。 日本語でも検索することはできますが、検索精度はかなり落ちてしまいます。そのため海外のAmazonではできるだけ英語で検索するのが欲しい商品を見つけるコツといえそうです。
海外のAmazonで購入方法
最後に、海外のAmazonで商品の購入を行う際のポイントについてご紹介します。
発送には何日かかるのか
アメリカからの発送の場合、商品によっても異なりますが基本的には発送までに2~3日、商品が日本に到着するまでに10~15日前後が目安となります。商品によって発送までの期間の目安が表示されるので事前に確認しておきましょう。
発送プランは3種類から選べる
アメリカでも日本と同じように発送プランが選択できます。2~4営業日で配達される「特急便」と6~10日で配達される「お急ぎ便」、そして9~12営業日で配達される「通常配送」です。商品によって選べるプランは異なりますし、当然送料も違うのであらかじめ確認しておきましょう。 また、日本への発送の場合は「特急便」などは使えないケースがありますので注意が必要です。
関税はいくらかかるのか
海外通販の場合、関税がかかります。この関税については商品によっても異なりますので、税関のサイトなどで確認しておくようにしましょう。
ただ、個人で商品を購入する場合、極端に高価な関税がかかることはないのでそれほど気にする必要はありません。しかし、商品の総額が1万6,666円を超えてしまうと通関手数料がかかりますので注意が必要です。
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海外通販や個人輸入というと難しいというイメージを抱いてしまう方も多いかもしれません。ですが、日本でも馴染みのあるAmazonであればそれほどハードルは高くなく、トラブルなどのリスクもあまりありません。
日本のサービスと同じような感覚で利用することができますし、日本にはない商品とも出会えます。ネットショッピングの選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。