老夫婦が営む定食屋さんで、帰り際に「美味しかったです」と伝えたところ……。その後の展開に、ツイッターで21万もの「いいね」がついています。

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それが、ICさん(@coffeedaigaku)が投稿したこちらのツイートです。

老夫婦がやってる定食屋で、言わない方が粋かちょっと悩んだけど、[美味しかったです]って言ってお会計済ませ、外出て引き戸を閉めた。そこで[美味しかっただって、良かったね]って中でお婆さんが言ってるのが聞こえて、これからは口に出していこうと思った。
(@coffeedaigakuより引用)

ICさんによると、こちらの定食屋さんは、「こぢんまりとしていて、年季は入ってるけど、親切な良いお店」だったそうです。ご主人がお冷を出し忘れたのをきっかけに少し言葉を交わし和んだこともあって、自然と「美味しかったです」と言葉に出たのだとか。もちろん、味も本当に美味しかったそうです。

この投稿に、「最高の褒め言葉」「素敵だと思います」「言葉は大切ですよね」といったコメントとともに、多くの「いいね」がついていました。

とくに飲食業をしている人から多くの反応が寄せられ、「美味しかった」のひと言で「頑張れる」「疲れが吹っ飛ぶ」「何より嬉しい」「やってて良かったなと思える」といった声が続々と。さらに、「完食されたお皿を見るだけでも嬉しいけれど、やはり、言葉にして言われるのが一番嬉しい」という本音も聞かれました。

一方、客の立場からは、「いただきます」「ごちそうさま」は言いやすく、必ず言うようにしているという人も多かったものの、「美味しかったです」と言うのは少々照れくさいという声が。しかしこの投稿を見て、これからは「美味しかったら美味しかった!と伝えようと思います」という人も多く見られました。

ICさんの投稿がきっかけとなり、料理を提供する側・される側の本音を聞くことができた今回の旬ネタ。ICさん自身も、「全くバズると思ってなかったので驚いてますが、飲食の方からの共感のリアクションも沢山頂いて、やっぱり言葉にするのは大事だなと思いました」と話していました。

コロナ禍の今だからこそ、お互いが笑顔になれるような言葉を素直に口に出していけたらいいですね。

ちなみに、ICさんは「ニューグリフィンズ」というバンドでも活動されています。気になる方はぜひYouTubeなどでチェックしてみてください。