歌手のLiSAが、4日にSpotifyが発表した「2020年海外で最も再生された国内アーティスト」ランキング(集計期間:2020年1月1日~11月27日)で1位に輝いた。
昨年の4位から順位を伸ばし、1位となったLiSA。同時に発表された「海外で最も再生された国内アーティストの楽曲」1位もLiSAで、アニメ『鬼滅の刃』の主題歌「紅蓮華」となっている。アーティストランキングで2位にランクインしたRADWIMPSは、映画『君の名は。』や『天気の子』の主題歌がよく再生されており、日本アニメの世界的な人気の高さがうかがえる。
他にもSpotifyでは、スタジオジブリ作品の関連楽曲を手掛けた久石譲が5位に、『僕のヒーローアカデミア』『ハイキュー!!』などのサウンドトラックで知られる林ゆうき氏が6位にランクインするなど、主題歌だけでなく、サントラ収録曲も広く聴かれている。林氏の楽曲はアメリカで最も再生され、日本の約5倍となる再生数を記録した。
最も再生された楽曲でも、アニメ関連楽曲がトップ10のうち8曲を占めた。2位にランクインしたTK from 凛として時雨の「unravel」は、『東京喰種トーキョーグール』のオープニングテーマで、再生数は1億回を突破。3位のKANA-BOON「シルエット」、4位のいきものがかり「ブルーバード」は、『NARUTO-ナルト-』関連曲となっている。