11月20日公開の映画『家なき子 希望の歌声』の公開直前イベントが16日、都内で行われ、山口もえ、熊谷俊輝が出席した。

映画『家なき子 希望の歌声』の公開直前イベントに出席した山口もえ

映画『家なき子 希望の歌声』の公開直前イベントに出席した山口もえ

フランスの作家エクトール・アンリ・マロが19世紀に発表し、日本でも3度にわたりアニメ化されて親しまれてきた児童文学の金字塔『家なき子』を完全映画化。原作にはない澄みきったレミの歌声と豊かな音楽性、そして壮大に広がる南フランスの美しい風景、波瀾万丈のレミの冒険にハラハラしつつ、人と人との心の通い合い、胸を締めつける別れと出会い、そしてレミの何があってもひたむきに前へ進み続ける姿を描く。

公開を目前に控えたこの日は、日本語吹き替え版で主人公のレミを担当した熊谷俊輝と、その熊谷と年齢が同じ子どもを持つ山口もえが登壇してトークショー。本作について山口が「南フランスの素晴らしい景色に見ているだけでフランスの香りがしそうで、素敵な映像で作られています」と感動した様子で、「中を覗くとレミが大変なんです。こんな大人になりたくないと思う大人から素敵な大人までフルコースで味わえます。短い間にいろんな人の人生を描いているので、あっという間に観てしまうぐらい濃厚な作品になっています」と絶賛。主人公・レミの日本語吹き替えを担当した熊谷とはこの日が初対面で、「すごく上手でした。レミにピッタリな方だなと思いました。あまりに可愛くてどうやったらこんな子に育つんだろうと、後でお母さんに聞こうかと思います。うちも13歳の子(長女)がいるんですが、全然違います。本当に可愛いです」と語った。

8月に夫・田中裕二とともに新型コロナウイルスに感染した山口。それについては一言も触れなかったが、感染者の急増が予想されるこの冬でオススメの体調管理を問われて「これから寒くなってきますので、生姜をすり落としてお味噌汁に入れたり葛湯に生姜を入れて飲んだりと、とにかく身体をポカポカするようにしています。映画で香りを嗅ぐシーンがありましたが、香りって癒やしの効果があるので、私はリラックスしたかったり深い眠りに入りたい時はアロマを焚いたりします。香りの効果も是非皆さんにやってもらいたいですね」と話した。

また、ステイホームでの自宅の過ごし方について、「家庭菜園でハーブやミニトマトを育てたり家族で受粉を助けたりしたりと野菜を育ててます。あとは家族でダンスを踊ったりしてました。クラップダンスで言うんですか? 家族みんなでお風呂の前に5セットやっていました。運動不足だから頑張って踊りましたが、成果は夫を見ていただけたら分かると思います(笑)」と苦笑いを浮かべていた。映画『家なき子 希望の歌声』は、11月20日より全国公開。