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【この記事のエキスパート】
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家:荒井 裕介

ワイルドライフクリエーター、山岳写真家:荒井 裕介

ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。

アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。

フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。


濡れて滑りやすい釣り場での転倒防止に欠かせないフィッシングシューズ。磯や堤防、テトラ、サーフ、船上、河川など、場所に応じて適した靴が変わります。ダイワやシマノをはじめ、ラジアル、フェルト、スパイクなどソールの違う商品が多数あります。この記事ではフィッシングシューズの選び方とおすすめ商品を紹介します。

濡れてすべりやすい釣り場での転倒防止に
フィッシングシューズの選び方

フィッシングシューズとひと口にいっても種類はさまざま。安全かつ快適に釣りを楽しむためには、釣りのスタイルや釣り場の状況を考慮して適切なものを選ぶ必要があります。まずはどんな点に着目して選べばいいか、選び方のポイントについて見ていきましょう。

釣り場に合ったソールのタイプを選ぶ

どんな種類のソールを選ぶかも重要なポイントです。ソールタイプの違いによって滑りにくさや耐久性が変わってくるため、釣り場の状況に合うソールを選ばないと、転倒して思わぬケガにつながるおそれも。安全に釣りを楽しめるよう、ソールの種類ごとの特徴を理解しておくことが大切です。

足場のいいスポットで活躍するラジアルソールタイプ

出典:Amazon

通常の長靴に使用されるのとおなじゴム底のタイプ。接地面にこまかい溝が施されているものが多く、一般的なタウンユースの靴に比べ滑りにくいよう作られています。

防波堤や船の上など、比較的足場のいいスポットで釣りをするならこちらで充分対応可能。ふつうの靴のように履けて歩きやすく、足への負担も少なく済みます。

渓流や川のなか、渓流釣りにはフェルトタイプ

出典:Amazon

フェルト素材を使用したソールは地面としっかり密着し、丸みのある岩の上や苔の生えたところでも滑りにくいのが特徴。渓流や川のなかを歩くとき、堤防釣りなどに適しています。

ただし、落ち葉のうえでは滑りやすいので山道などを歩くときは注意しましょう。また、フェルトは使っていくうちに摩耗してしまうので定期的な交換も必要になります。かんたんにフェルト交換できるものだと安心です。

滑りにくい磯場にはスパイクタイプ

出典:Amazon

靴底の複数の突起が地面をとらえ、すぐれたグリップ力を発揮。滑りやすい磯場などで重宝します。汚れも落としやすくお手入れもラクで、フェルトソールに比べて価格も手ごろで、初心者でも選びやすいソールです。

ただし、平坦な場所では引っかかりが少なく逆に滑りやすくなるので注意が必要。また、靴底にでっぱりがあるぶん、移動が多いとやや足が疲れやすくなるのも難点です。船上でもデッキをきずつける原因になるので使用は避けましょう。

高い安定性を求めるならフェルトスパイクタイプ

出典:Amazon

水に濡れている場所に強いフェルトソールに金属ピンを埋め込んだタイプです。ピンの効果で滑りにくさがさらにアップ。高い安定性を求めるときに頼りになります。

おなじピンつきでも、凸凹が多い場所ではゴム底、濡れて苔の生えたなだらかな場所ならフェルトと使いわけるといいでしょう。

ポイントを変えるとき足に負担が少ない点も魅力。磯などの足場が悪い場所で、移動しながら釣りをするスタイルに適しています。

シューズタイプとブーツタイプから選ぶ

はじめに靴の種類による違いをおさえておきましょう。フィッシングシューズには大きくわけて「シューズタイプ」と「ブーツタイプ」の2種類があります。それぞれのメリット・デメリットをふまえて自分に合うものを選びましょう。

頻繁に釣り場を変えたり、船でデッキを歩き回るならシューズタイプ

出典:楽天市場

シューズタイプは足を覆う面積が少ないのが特徴。動きやすさを求めるシーンで重宝します。いい釣り場を求めて頻繁にポイントを変える場合や、船釣りでもデッキの上を歩き回るときなどはシューズタイプを選ぶといいでしょう。

シューズの高さの違いも履き心地に影響します。足首までしっかりホールドできるハイカットは、フィット感を重視したいときにぴったり。一方、暑い時期の蒸れにくさやフットワークの軽さを求めるならローカットのほうが向いています。

川など水中に入るならブーツタイプ

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川など水中に入って釣りをするときや、水しぶきがかかる岩場で活躍するのがブーツタイプ。シューズタイプに比べて機動力は劣りますが、靴のなかが濡れる心配が少なく、水たまりも気にせず歩くことができます。

夏場だと暑く蒸れやすいのが難点ですが、寒い時期に釣りをするときの防寒にも便利。ただし、厚手の靴下を履く場合はサイズに注意が必要です。窮屈で足元がストレスにならないよう、若干大きめサイズを選んでおくといいでしょう。

機能面をチェック

釣り場の状況やスタイルに合う形状・ソールを選んだら、つぎは機能面にも目を向けましょう。機能面の差は快適さを大きく左右します。足元のストレスを減らして思いきり釣りを楽しめるよう、しっかりチェックしておきましょう。

軽さで選ぶ

出典:Amazon

フットウェアが重いと、どうしても足が疲れやすくなります。とくに、移動が多くなる場合は靴の重さが大きな負担に。また、水のなかに入っていく渓流釣りでも靴が水分を含んで重さが増すので、軽さは外せないポイントです。

フィッシングシューズの重さはタイプにも影響されますが、条件に合うもののなかから軽量なものを選んで履くといいでしょう。

通気性がいいと快適

出典:Amazon

たとえ水がかかりにくい釣り場でも、釣りをする以上は水濡れの心配はつねにつきまといます。シューズ内が湿った状態が続くと、不快で釣りの楽しさも半減。寒い時期だと足元が冷えて体力を奪う原因にもなります。

完全防水のブーツなどで水の浸入を防ぐのも効果的ですが、通気性のよいものを選ぶのもひとつの手段。アッパーやインソールに速乾性が高い素材が使われたものなら、濡れても乾きやすく快適さを保つことができます。また、靴のなかにたまった水を排水する水抜き穴があるものも便利です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)