「タバコ特有の匂いが少ない」「すぐに吸える」「メンテナンスが楽」、それでいて「吸いごたえがある」といった魅力から、JTの低温加熱式デバイス「プルーム・テック・プラス」を愛用している人も多いことだろう。11月2日には新製品の「プルーム・テック・プラス・ウィズ」も発売され、ますますユーザーが増えるに違いない。ここでは「プルーム・テック・プラス」機種で吸える「レギュラー」タバコカプセルを比較。新発売「プレミアムゴールド・レギュラー」も加わった3種の中から、お気に入りのカプセルを見つけてみてほしい。

  • JT「プルーム・テック・プラス」の「レギュラー」タバコカプセル3種を比較

新デバイス「プルーム・テック・プラス・ウィズ」とは?

タバコカプセルの比較の前に、まずは2019年1月から発売されている低温加熱式デバイス「プルーム・テック・プラス」のおさらいをしよう。「においが少ない」「すぐ起動する」「メンテナンスが楽」といった低温加熱式ならではの魅力はそのままに、"プラス"ではない元祖の「プルーム・テック」よりも吸いごたえがアップ。紙巻きタバコユーザーも納得の喫煙感が得られると人気を誇るデバイスが「プルーム・テック・プラス」だ。

  • 11月2日に発売される新デバイス「プルーム・テック・プラス・ウィズ」

今回の比較には、11月2日に発売される新製品「プルーム・テック・プラス・ウィズ」を使用。吸えるタバコカプセルや喫煙感、低温加熱式ならではの"性能"は踏襲しながら、スクエア型に形状が変わり、残りのパフ数やバッテリー残量が確認できるディスプレイの搭載など、"機能"が大幅に進化した優れモノとなっている。

  • 形状の変化やディスプレイの搭載など、機能面が格段にアップ

「メビウス・ロースト」

  • 「メビウス・ロースト」

JT公式の商品概要は「香ばしいたばこの味わいに調和する、奥深いコクのアクセント」。

実際に吸ってみると、程よい香ばしさとコクが感じられるいい意味でクセが少なく、実に吸いやすい一品。他の2つのレギュラーがいずれも濃厚なので、ライトな味わいが好みの人はこちらを吸うのがいいだろう。また、後味がまるでチョコレートのようなカカオ系の甘味がするのも魅力。

「メビウス・ゴールド・ロースト」

  • 「メビウス・ゴールド・ロースト」

JT公式の商品概要は「香ばしいたばこの味わいに、ゴールド・リーフの濃厚なコクで広がる余韻」。
希少な原料「ゴールドリーフ」を100%使用することで、タバコ葉本来の濃さや旨さが味わえるのが特徴。吸ってみると、ガツンとくるようなキックに驚き。喫煙味も、紙巻きに近しい濃厚なタバコ感と香ばしさを堪能できる。上記の「メビウス・ロースト」は少し甘味があったが、こちらはキリっと辛口。実に骨太な味わいに仕上がっている。

「メビウス・プレミアムゴールド・レギュラー」

  • 「メビウス・プレミアムゴールド・レギュラー」

JT公式の商品概要は「ゴールドリーフを100%使用した本格たばこテイストの超吸いごたえ」。
10月30日から一般販売となるこちらも「ゴールドリーフ」を100%使用。"超吸いごたえ"というのは言い過ぎでは……と思いきや、キックも濃厚さも他の2つを凌駕していた。これなら紙巻きユーザーも満足いくに違いない。上記の「メビウス・ゴールド・ロースト」は香ばしさが際立つ辛口の味わいだったのに対し、こちらは少し甘味が感じられる仕上がり。個人的には、後味に高級なハチミツのような上品な甘味を感じた。


3つの「レギュラー」タバコカプセルを比較してみたが、それぞれ持ち味がまったく違う。コーヒーや日本酒に好みのテイストが分かれるように、この「プルーム・テック・プラス」のレギュラーも好みが分かれるだろう。

濃い味付けの料理を食べてライトなタバコを吸いたいときは「メビウス・ロースト」、キリっとしたタバコで気分転換したいときは「メビウス・ゴールド・ロースト」、ワインでも飲みながらゆっくり晩酌を楽しみたいときは「メビウス・プレミアムゴールド・レギュラー」。というように、気分やシーンによって使い分けてもよさそうだ。ぜひ好みの一品を見つけてみてほしい。