突然ですが、〇〇好きと言える定義って、何だと思いますか?実は今、ある本好きさんがツイッターに投稿したつぶやきが話題になっています。

それが、shiromadaraさん(@oogomadara)が投稿したこちらのツイートです。

本が好きと言うと同じく本好きに「月何冊くらい読みますか?」と聞かれるんだけど、年に10冊程度ですよと言うとそれは本好きじゃないよねと返してくる本好きが稀にいる。「本好きは読んだ冊数を競うものなんですか?」と訊くと黙る。私は好きな本を何度も読み返す派。
(@oogomadaraより引用)

shiromadaraさんがこのツイートをするに至ったきっかけは、友人の「漫画は好きだけど読んだ作品数は少ないので、人には漫画が好きと言えない」という発言だったそうです。これに対し「自分が何を好きなのかを決めるのは自分でしょ!」という話をしたときに、過去の自分の経験が思い出されたのだとか。

この投稿を見た同じく本好きの人たちからは、「わかる」「その通り」「私も読み返す派」と続々と共感の声が。また、映画好き、お酒好き、スノボ好きなどなど、各界の〇〇好きさんからも「回数ではない」というツイートが多数寄せられていました。

もちろん、「自分も月に何十冊も読む」「一つの指標にはなる」という声も見受けられ、さまざまな意見が飛び交う中、「○○好きって言葉は定量と定性のどっちで判断しても良いと思う」、「100人いれば100通りの『好き』がある」と、様々な意見を丸くまとめたツイートも目立ちました。

私も自称コーヒー好きですが、一日に何杯も飲む人もいれば、丁寧に淹れた一杯をゆっくりと味わう人もいる。「ブラックじゃないと」という人も、「カスタマイズして楽しむ」という人も、コーヒーが好きってことに間違いはないと思います。


最後に、今回のツイートが大きな反響を生んでいることについて聞くと、「『触れた作品数が少なくて〇〇が好きと言えなかったけど、私はこれが好きだと堂々と言っていいんだと気づいた』といったコメントをくれる方がちらほらいて嬉しかったです」とのこと。

また、「どの分野でも新参や”にわか”な人などを大事にして、分野を盛り上げていけるといいよね、と思いました」と話していました。

ひとつの事にも、様々な楽しみ方があることを改めて教えてくれるツイートでしたね。