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【この記事のエキスパート】
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家:荒井 裕介
ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。
アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。
フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。
寒い地域や冬場のサーフィンに欠かせない「サーフィングローブ」。防寒だけではなく、紫外線やけがなども防いでくれる便利なアイテムです。この記事では、サーフィングローブの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
夏場の紫外線対策にも
サーフィングローブの必要性とは?
ウェットスーツを着ていても、手足が冷えれば、体全体も冷え切ってしまいます。とくに冬のサーフィンは海水温が低いため、手の冷えは体温低下の原因になりかねません。そこで必要なのがサーフィングローブ。「サーフグローブ」とも呼ばれます。
防寒だけではなく、夏場の紫外線対策にも使えますので日焼けが気になる人はフルシーズン着用すると安心ですよ。
目的・素材・機能性
サーフィングローブの選び方
サーフィングローブにはいろんな形状や機能のものがあり、選ぶポイントを知っておくと自分に合うものをスムーズに探せます。
ここでは、選ぶ際のポイントとして、形状、デザイン、素材、機能性について詳しくご説明します。
使用目的に合わせてタイプを選ぶ
サーフィングローブには大きく分けて3つのタイプがあります。それぞれに特徴があるので説明していきます。
使用目的、時期、着用感など、自分の用途に合わせてグローブを選ぶと快適にサーフィンを楽しむことができます。
パドリングやグリップがしやすい「スタンダード」タイプ
「スタンダード」はそれぞれ独立している5本指タイプです。着け心地がよく違和感なく指を動かすことができて、パドリングをしやすいのが魅力です。
グリップがよくてボードをつかみやすく、素手と比べても動作があまり変わらないグローブです。
水との接触が少なく保温性にすぐれている「ミトン」タイプ
親指と残りの4本指に分かれた「ミトン」タイプ。水との接触が少なく、4本の指が一緒なので保温効果が高いのが魅力です。しかし、ボードのグリップやパドリングもしにくいため、初心者には扱いが難しいでしょう。
グリップ力がある「ロブスター」タイプ
親指、人差し指、残りの3本指の3つに分かれた、ロブスターのはさみに似ている形状の「ロブスター」タイプ。
ミトンタイプより保温効果は劣るものの、グリップ力は高めです。スタンダードタイプよりは動きに制約がありますが保温性はいいでしょう。
素材で選ぶ
パドリングやテイクオフのときなどは、スムーズな動きが行なえることが重要です。サーフィングローブの素材によって、防水性や保温性はもちろん、ハンドリングや装着感に違いが出てきますので、好みの素材を探してみてください。
保温性が高く伸縮性もある「ネオプレーン」素材
ウェットスーツにも使われることの多い「ネオプレーン」素材。伸縮性が高く厚みもあるので防水性や断熱保温性が高いことが特徴で冬場に向いています。
また、装着していてもあまり違和感がないので、動きやすいのもいいですね。
手の圧迫感を軽減する「スーパーストレッチジャージ」
高伸縮ジャージのなかでも、さらに高い伸縮性と柔軟性を持ちあわせた「スーパーストレッチジャージ」。手の圧迫感を軽減してくれて指先まで動かしやすく、ストレスゼロの素材です。
動きやすいサーフィングローブをお探しの場合は試してみてはいかがですか?
滑り止めがあるか確認しよう!
ボードをつかみやすく、機敏なアクションを可能にする滑り止め。グローブの手のひらの部分に滑り止めがついているものを選ぶと、素手のときと比べても遜色のない体勢の移行を行なうことができます。
サーフィングローブを選ぶときには、滑り止めの有無も確認しておきましょう。
生地の厚さで選ぶ
防寒やハンドリングの面からグローブの厚さも重要です。厚すぎると指や手の感覚が鈍くなってしまいますし、薄すぎても手がかじかんで思うように動かなくなってしまいます。用途に応じてグローブの厚さを選びましょう。
保温性能を重視したい人は「5mm」
基本的にグローブの生地の厚みを増やすほど、保温効果も上がり温かくなります。ただ、そのぶん動きにくくなるのでちょうどよい厚さを選ぶことが大切です。
生地の厚さは、保温性能重視であれば「5mm」が目安。寒さに弱い方や手足が冷えやすい女性は、これより厚めでもいいでしょう。
動きやすさを重視したい人は「3mm」
暖かい時期や地域でサーフィンをするのであれば、動きやすい薄めのグローブがいいですよ。動きやすさを重視するなら「3mm」程度を選ぶと◎。
好みによるところもあるので、試着してみて動きやすい厚さのものを選びましょう。
機能性で選ぶ
サーフィングローブには、さまざまな機能を備えているものもあります。季節や地域に合わせた機能で使い分けることで、より快適にサーフィンを楽しむことができますよ。
では、どんな機能があるか詳しく見ていきましょう。
日焼けを防止したい人は「紫外線防止加工」
日焼けが気になる季節には、薄手のもので「紫外線防止加工」が施されているグローブを選ぶと◎。サーフィンは手の甲を太陽に向ける時間が長く意外と日焼けします。
しっかり日焼けを防ぎたいなら、「UPF30+」などの表記を目安にサーフィングローブを選ぶようにしましょう。
さらに保温性を気にしている人は「裏起毛素材」
裏地に起毛素材を使用しているものは、一般的なグローブに比べてより高い保温性能を得ることができます。寒い季節に長い時間サーフィンをしたい人は裏起毛のものを選びましょう。
手がかじかんでしまったらハンドリングがうまくできません。安全にサーフィンを楽しむためにも、季節に合ったグローブを選びましょう。
ワイルドライフクリエーターからのアドバイス
レベルに応じて形状や滑り止めの有無などに注目して選ぼう
【エキスパートのコメント】
リーフラッシュや低水温、UV対策と、サーフィンライフには必需品のグローブ。真冬でも着用しない強者もいますが、末端の冷えやけが、紫外線対策におすすめです。
また、レベルに応じて形状や滑り止めに注目して選ぶと違和感に早く慣れることができます。厚さでも感触が大きく変わり、厚ければ浮力は増して筋力があればパドルスピード上がります。しかし女性や筋力のない人には抵抗に感じてしまうこともあります。ブーツ以上にレベルに応じて選ぶ必要がありますが1セットあると安心です。