NHK大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜20:00~)で主人公・明智光秀を演じている俳優の長谷川博己が18日、番組公式ツイッターを通じて、今後の展開についてコメントした。

  • 明智光秀役の長谷川博己(左)

智将・明智光秀を主役とし、その謎めいた前半生に光を当てながら、彼の生涯を中心に戦国英傑たちの運命の行く末を描く本作。11日に放送された第27回「宗久の約束」で、光秀と織田信長(染谷将太)は足利義昭(滝藤賢一)を伴いついに上洛した。18日放送の第28回「新しき幕府」より、物語は「京~伏魔殿編」に突入。これまでの活躍を認められ将軍奉公衆に取り立てられた光秀が、幕府の立て直しを目指す姿が描かれる。

長谷川は「約10年間、越前でくすぶっていた光秀が、一気に室町幕府の幕臣へと駆け上がりました。これまでは、誰かが決断するときのアドバイスをすることが多かったのですが、これからは主体性をもって動き、自ら決断を下すことも多くなります。そういう光秀を演じられるのはやはり楽しいですね」とコメント。

「今後は、まず幕府の政所を任されている摂津晴門(片岡鶴太郎さん)との対立が、ひとつの見どころだと思います。鶴太郎さんが腹立たしいキャラクターを見事に演じてくださっているので、摂津とのシーンはより魅力的になっていると思いますし、これからの展開もこれぞ、大河ドラマの醍醐味という感じがして、ますます視聴者の方々に楽しんでいただけるのではないでしょうか」と見どころを伝える。

そして、「上り詰めていくことで新たな苦悩を抱えることにもなりますが、歴史の表舞台で奮闘する光秀にぜひご期待ください」と視聴者にメッセージを送っている。

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