マイナビは10月16日、2021年3月卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象とした「マイナビ 2021年卒大学生活動実態調査(10月1日時点)」速報版の結果を発表した。調査は2020年10月5日~11日にWEBアンケート形式で行われ、5,117人(文系男子1,034人、理系男子1,058人、文系女子2,123人、理系女子902人)から有効回答を得た。

依然、新型コロナの影響続く

10月1日時点の内定率は、同年8月末比3.0ポイント増の80.6%。前年8月末時点の内々定率(82.6%)と比べて2.0ポイント低下し、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、依然として前年を下回って推移していることがわかった。

文理男女別にみると、文系男子は76.4%(8月72.8%)、文系女子は77.0%(同73.8%)とともに70%台にとどまったのに対し、理系男子は87.4%(同85.1%)、理系女子は86.0%(同83.5%)とともに80%台後半となり、差が生じる結果となった。

  • 内々定率・内定率 経年比較

同社は10月22日、今回の調査の最終報告として、「内定率」に加え、「活動継続学生の状況」「内定式の参加状況」「内定式に参加した感想」をまとめた調査結果を発表するとともに、新型コロナウイルスの影響により活動期間中に実家に帰省していた学生とそれ以外の学生の活動状況を比較した結果を発表する予定だ。