三井不動産レジデンシャルとナイキジャパングループ合同会社は10月10日、スポーツパーク「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT×ART(トーキョー スポーツ プレイグラウンド サポーテッドバイ スポーツバイアート)」を東京・新豊洲にオープンした。2021年9月20日までの期間限定。
さまざまなスポーツが楽しめる6つのエリア
施設は、6つのエリアとクラブハウスで構成されている。各エリアではそれぞれNIKE シューズからインスピレーションを得たデザインが施され、さまざまなスポーツを楽しむことができる。クラブハウスには、シャワーやロッカールーム、ラウンジスペースを備えている。
全体を取り囲むのは、1周280mのランニングトラック「CORTEZ TRACK(コルテッツ トラック)」。中央には、遊び心あふれる遊具が配置された広場「WAFFLE TRAINER SQUARE(ワッフル トレーナー スクエア)」と、360°どの方面からもクライミングできる立体ジャングルジム「ACG ADVENTURE(エーシージー アドベンチャー)」。
向かい合った3×3のバスケットボールコート「AIR RAID COURT (エア レイド コート)」は、一体利用でフルコートのプレーも可能。
スケートプラザ「SB DUNK SKATE PLAZA(エスビー ダンク スケート プラザ)」には、ステア、バンク、ボックス、レールなどストリートのあらゆる要素が詰まっている。
高台になっている「AIR MAX TERRACE (エアマックス テラス)」からは、パーク内すべてのエリアを一望。
インクルーシブでサステナブルなデザイン
設計にはインクルーシブデザインを取り入れ、年齢や性別、競技経験、スキル、障がいなどの有無に関係なくスポーツを楽しむことができる環境を目指した。車いす利用者もスムーズに移動できるよう設計されている。クラブハウス内のトイレは、すべてジェンダーレスなユニバーサルデザイン。車いすでも利用可能なシャワールームもある。
また、ランニングトラック、バスケットボールコート、広場などのフロア素材には、ナイキ製品の製造工程で発生する余剰製造素材や使用済み製品を再利用した「Nike Grind(ナイキ グラインド)」を、施設総面積の約25%に使用。ラウンジスペース内には廃材を再利用した家具を設置するなど、サステナブルデザインを取り入れた。
また、無印良品の「自分で詰める水」と連動。自動販売機ではなく無料のウォーターサーバーを設置し、マイボトルの持参を呼びかけることでプラスチックごみの削減に取り組む。
ナイキアプリからの事前予約制で、当日入場する際もアプリから受付を行う。入場無料。営業時間は、平日15時~21時(最終受付20時)、土日祝日10時~21時(最終受付20時)。13歳未満の入場は保護責任者(成人)の同伴を推奨しており、同伴のない13歳未満は利用規約の「利用に関する同意書」を受付で提出する必要がある。また、新型コロナウイルス感染症の予防及び感染拡大防止のため、人数制限をする場合がある。
両社は、この施設を通じてスポーツ文化の浸透とスポーツを通じた地域コミュニティ醸成を目指すとのこと。定期的にイベントも実施するという。
屋外の広い場所で思いっきり体を動かすことがかなうこの施設。休日や仕事帰りに一汗かきに行くのもよし。子どもといっしょに遊びに行くもよし。NIKEシューズファンはもちろん、コロナ禍で運動不足という人もぜひ一度足を運んでみて。