カオナビHRテクノロジー総研は10月6日、「リモートワーク」についての調査結果を発表した。テレワーク、在宅勤務、リモートワーク等の「出社をしない」働き方をする「リモートワーカーの不安」に焦点に当て、考察と現状をまとめている。

調査期間は8月21日~8月24日。20~60代の、従業員数10名以上の組織に勤めている「勤務時間の半分以上は出社せずにリモートワークで働き、それ以外は就業場所に出社している」もしくは「基本的に毎日、リモートワークで働いている」300名(自由業を除く)を対象に、インターネットで行われた。

本調査は「リモートワークにまつわる不安」に焦点を当てたもので、「新型コロナウイルスへの感染不安」を除く形で結果を紹介している。

  • リモートワークで不安に感じること

「リモートワークで不安に感じること」の内容をみると、「自分の仕事の質や生産性が落ちているのではないか(27.0%)」「部署、チーム、組織として、成果や提供価値の質が落ちているのではないか(23.7%)」といったことが上位にあげられた。

また、本調査では、上司(部下あり群)、部下(部下なし群)ごとの回答のギャップも報告している。

  • リモートワークで不安に感じること(部下側トップ5)

部下側の回答を抽出すると、「自分がさぼっていると、周りに思われているのではないか」(25.5%)が、約4人に1人と最も高い結果となった。

  • 上司と部下のギャップが大きい項目

一方、上司側と部下側でギャップが大きい項目の上位3つは「周りがさぼっているのではないか」「他の社員の業務で問題が起きた時に、自分が気づけないのではないか」「中長期的に、自組織の業績が下がるのではないか」。いずれもマネジメント側の責任感を表す結果と言える。

特にギャップが高い項目として「周りがさぼっているのではないか」(上司側21.0%、部下側5.1%)があげられているが、本調査では「部下側の『さぼっていると思われる』という不安は、実際に上司から『さぼっているのでは』という目線を受けているために生じているものかもしれない」と分析している。